劇的なる者よ

　４歳の誕生日を経て、なんだか逞しくなってきた。

　今朝は、早起きをして自分で寝室のカーテンを開け、歯磨きは洗面所で自分でした。朝ごはんのおかずは「プチプチ」、イクラ。スプーンではなく、箸でつまんで食べた。

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　誕生日の当日、大作のブログを書いた。が、間違って消してしまった。

　ものすごくたくさん書いたのである。入魂の作であった。悲しかった。が、よく考えると、結局のところ内容は「逞しくなった」の一点であった。


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　きょうは、幼稚園に着いてからも、しがみついてこなかった。

　教室の前に着くと大きな声で「タッチ！」。お父さんとハイタッチをすると、すぐに教室の中に駆けて行ってしまった。あんなに離れずに、しがみついていたのだが…。


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　一緒に生活はしている。が、彼は倍のスピードで「変化」し続けている。


　お前には、いったいどんな風景が見えているのだ。体も、脳も、大急ぎで成長している。

　感動的な変化に畏怖さえも覚える。


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　命をかけて育ててゆこう。命をかけて共に育ってゆこう。子どもよ、劇的なる者よ。