きょうは、あの日から6度目の3.12。
今朝の朝刊は、どの新聞も6度目の3・11を大々的に報じていた。東北地方の人々はもちろん、全国の人があの震災を忘れてはいけない。人は忘れがちだから、大きく報じるのは非常に重要だ。
ただ、6年を経て未だに大きな傷を残しつつ、さらに新たな傷を生み出しているのは、実は3・11ではなく3・12ではないだろうか。
福島から避難した子どもへのいじめ、食品などの科学的事実に拠らないエモーショナルな差別。
6年を経て、全国各地の原発も再稼働の歩を着実に進めている。「安全は確認できた」って。
「絶対に安全です」。その神話は6年前に完膚なきまで叩き壊されたはずなのに。
3・12。
自ら滅びの道を選ばないために、これからもこの日に、もっともっと自分自身の考えを深化させていきたい。
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