まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.485 登録有形文化財巡り・名古屋市内編(前編)

2016-05-18 11:41:14 | 文化財
おはようございます。





昨日公開分で富士山を巡る旅がやっと終わりました、実際に走ってそれをまとめ上げるまでに5か月もかかってしまいました、まあペースが遅いのはもう仕方ないことやと思っといてください。そうこうしているうちにGWに走った記録もお伝えしていかなければならないのですが、今回はその中ひとつ、愛知県中心部から岐阜方面へと巡って行った話をお送りしていこうと思います、新章スタートです。









JR奈良駅を朝一番の加茂行に乗車、そこからディーゼル車両、電車と乗り継いで名古屋へ。ターミナルの中での立ち上げはしたくないので、名鉄で神宮前まで出ることにする。久しぶりの新名古屋、もとい、名電名古屋駅、ここは自分(一人称)の好きな駅のひとつ、ホームの写真を撮りたかったが電車が来たので早速乗り込むことにする。
神宮前駅は初めて下りる駅、重要な路線が分岐する駅なのでもっと見ておきたい気もしたが、ここは先を急ぎ駅前で相棒を立ち上げる。さて、スタートはここから大津通を北へ向かって栄方面へ、まず通り過ぎたのはJR熱田駅、以前ここで相棒を立ち上げたことがある。自分(一人称)の走りの歴史では埼玉県の川越から日本橋、東海道と経てここまではつながっているが、ここから先、清州手前までがまだ走ってない区間、そこをつなげば川越~広島県竹原市までがつながることになる。自分(一人称)と相棒にとっては歴史の1ページとなる走りがここから始まっている。







そんな大袈裟なことを言ってもビルが建ち並び車がビュンビュン通り過ぎる道には風情も何もあったもんではない。そんな中で見かけた写真1枚目、2枚目にある時計台、やっといいものを見つけた、と言う気分になる。その時計台は高速の高架の下にあってちょっとした公園になっているが、その一角にあるのが写真3枚目の碑。何かよくわからないがこの高速とそれに沿って通っている若宮大通が表彰されているようだ。







名古屋市内の中心地はこの辺りになるのか、写真1枚目は栄交差点、名古屋の町のことはほとんど知らないが栄と言う地名はよく聞いたことがある。栄えているから栄・・・なんていうと地元の人からバカにすんなと言われそうだが、ここに来るまでも結構賑やかな所を通って来たが、この辺りが一番人の数も車の数も多く活気が感じられる所。大津通から1本横に入ったところが久屋大通、その真ん中が遊歩道になっていてその場に威風堂々と立つのがテレビ塔、名古屋を象徴する風景のひとつだ。テレビ塔とは言っても今はアナログ放送は終わってしまったのでこの塔の役目も終わってしまい、取り壊されるのでは・・・との話もあったようだが、名古屋と言えばこれ、と言うイメージがあるし解体するのも一苦労だろうからこのまま残っていくものだと思う。国の登録有形文化財にも指定されているで今日明日どうなるものでもないだろう。









大津通からJR名古屋駅方面へ向かって広小路を走って行くと、納谷橋辺りで写真1枚目にあるレトロなビルにたどり着く。タワーに続いて今日2件目の登録有形文化財物件、大都会のビル群の中にあって時代が止まったようにあるビルはまさに我が物顔でこの町の変わり様を見てきたのだろうか。名古屋の中心街は何本もの道が碁盤の目のように展開していて、交差点名は京都と同じように「縦軸×横軸」で示されるので分かりやすい。その交差点名を頼りに進んで、この付近にあるもうひとつの登録有形文化財物件へ。やがて探し当てたのが写真4枚目以降にある料亭、さっきのビルがいかにも洋風と言った感じとは対照的なこちらは和風な造り、写真を撮っているとお客さんと間違われかねないので速やかに走り去ることにする。
今回の旅では、名古屋市での走りはほとんどを文化財巡りに費やしました、次回はその後編をお送りしていくこととします。その後は清州、美濃路の古い町並を通り過ぎて名鉄津島線、尾西線各駅巡り、更に岐阜県へと入って美濃路を走り抜けて行く、シリーズものとして展開していくこととなります。今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。        まちみち