まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.726 各駅巡り・養老鉄道(1)、美濃路大垣宿

2017-04-26 08:29:08 | まち
おはようございます。













今回から新シリーズとして各駅巡り養老鉄道編をお送りしていくこととします、養老鉄道と言うと昨年の春に大垣駅から揖斐駅まで走っていますが今回は南の部分、桑名までを走ってみようと思います。去年走ったのはセンバツの開会式の日、奈良県民が久しぶりにいい夢を見させてもらった大会だったが、この時はまさかそんなことになろうとは夢にも、と言えば智辯学園に悪いか、開会式直後の試合も智辯学園だったからね。そして今回の各駅巡りもセンバツの開会式を聞きながらの走りとなりました。
出発はJR大垣駅前から、去年愛知の旅の最後にこの町を走りましたがその時はもう帰る時間を気にして駆け足で町を通り過ぎただけだったので、今回は・・・それでもそんなにゆっくりしているわけにはいかないのですが、何とかいろいろと風景を見ていきたいと思います。まずは駅前からの道を進んで美濃路をたどって行く、その経路は行く先に表示があるので割と分かりやすい。写真にあるようにタイル路になっている道が美濃路、駅に近い所で町の中心に当たる所だが、この道は町を要塞化したようにカクカクと曲がりを繰り返していて、町並も旧街道の雰囲気を漂わせたような感じでなかなか趣深い。その途中には写真6枚目にある古い道標、左右に京、江戸と行先のスケールは大きいが、大垣は鉄道では東と西を分ける交通の要所となる駅、在来線では西から来るとこの駅で初めて東京と言う行先をみて、東の旅への想いも強くなる所、鉄道のない時代でもこの道標はここを通る旅人の気分を駆り立ててくれる所となっていたのだろう・・・あ、そろそろ甲子園の方では開会式が始まりそうだ。








美濃路は中山道垂井宿から分岐して大垣、墨俣、羽島、一宮を経由して名古屋へと至る旧街道、昨年は愛知の旅の帰りにこの道を通って大垣まで走りました。以前には清州から羽島まで走ったこともあって、全部を走ってみようとは思っているのだが今のところなかなか機会に恵まれていない、昨年のうちには行っておきたかったが叶わなかった、果たして今年のうちに行けるかどうかだが・・・。甲子園の方では入場行進が始まっっていた、出場校の一番先頭の行進が智辯学園、良かった、皆で優勝旗を返しに来ることができて、それに一番先頭に出てくると言うのはラジオで聞いていても気分が盛り上がるものですねえ、来年もそうなることを願いたいところですが、さて、どうなることか。さあ、気分も盛り上がって来たところだし、走りの方もエンジンをかけていきたいところです、自転車やけどね。
















船町港近くへとやって来ました、写真1枚目にも「京、江戸」の道標、丸い形をしているのが珍しい。川の両岸は公園になっていてこれは桜かな、あと1ヶ月もすればこの辺りも花のトンネルとなるのだろう、そこを南へと進んで行くと写真4枚目~6枚目にある灯台へとたどり着く、何とも趣のある灯台はここが水運として発達していたことを示している。反対側の岸に行くと「奥の細道むすびの地」の看板、むすびの地と言うことは松尾芭蕉の旅もここで終わったと言うことだろうか。旅の心を駆り立ててくれる場所が終わりの地となるのは何か儚い気もするが、自分(一人称)の旅の方はここから、養老鉄道を桑名まで巡って行く旅の始まりとなります、次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち