まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.812 大和川自転車道

2017-09-08 09:54:39 | みち
おはようございます。





9月に入ってそろそろ8月の走りの模様にも手をつけていこうと思います、まあスローペースになるのはもう百も承知なんですけど変わらずお付き合いください。去年は3代目相棒がリタイアしてしまい思うように走れなかった、その鬱憤を晴らすかのように今年はいろいろと走って来ました。夏の走りとなるとやっぱり涼を追い求めてみたいもの、そんなわけで今回は水辺にこだわった、例えば海や川や池などをいろいろと選んで走って来ました。今回お送りするのは大阪港を目指しての走り、その第1弾として大和川沿いを走った記録を紹介していきます。↓↓↓












自転車道の入口となるのは近鉄国分駅から少し行った所にある国道25号線の大和川に架かる橋の袂から。近鉄大阪線の鉄橋を危惧るのでいきなりジェットコースターなみのアップダウンとなる、そこを過ぎると自転車道は左手側に大和川の流れ、国道25号線を右手側に見ながら進んで行く。いつもは下も国道を走っているがそれよりも小高い所から見る風景はまた違ったものに見える、川の向こうには羽曳野の古墳群、はるか前方には写真4枚目にあるあべのハルカスが熱気に陽炎のようにユラユラと見えている。黄道25号線と沿って走っているのでこの先には近鉄道明寺線の柏原南口駅があるのは分かる、その場に来るとちょうど踏切が鳴っていて橋の上を2両編成の電車が駅へと入ろうとしていた。国道の方はこの先で町の方へと向かって行くが、自転車道の方はそのまま真っ直ぐに西へと進んで行く、いつも大阪へ行く時に走っている橿原の市街地が高い所から広がって見えている。スイスイ進んで行きながら小さく見える町の風景を見ていると、何か新幹線の車窓から風景を見ているような気分になってくる、まあ感じ方は人それぞれと言うことで。










自転車道だから自転車はもちろんのこと、歩いている人も多く見かける、写真を見てもお分かりの通り、空は雲ひとつない快晴で空気が澄んでいて涼しい心地いい風が吹いている。たまにサイクリストたちがビュンビュンと追い抜いていくがここはトレーニングの場所ではない、もっとゆっくり行こうよ。川の流れは時に緩やか、時に激しくと言った感じの繰り返し、写真にあるような堰になったところでは流れの速さが変わるが、その水の流れがまた涼を感じさせてくれる。人間がそう思うんだから、水の側で佇んでいる鳥たちはもっと涼しく感じているんだろうか・・・↓↓↓

大和川でのひととき


川に佇む鳥たち(名前は分からないが)を望遠機能で撮ったのですが、自由気ままに生きているんだろうな~と思ってしまう、一体何を考えているんでしょうかねえ、人間をどう見ているんでしょうかねえ、まあ腹が減ったらご飯を食べなきゃと思うのは人間といっしょだと思いますが。











写真1枚目にあるのは近畿自動車道、川の向こうに見えるのは松原ジャンクション、この辺りではもう大阪市に入っている、何かあっと言う間に入ったな~と言った感じ。その次の写真にあるのは高野大橋、ここを通っているのは中高野街道で写真2枚目の案内に書いてある通り、守口市と大阪狭山市を結んでいて西高野街道へと通じている。ここから更に西へと川に沿って進んで行くと、右手側にはさっきまでは小さく見えていた大阪の中心地のビルの群れがだんだんと大きく見えてくる。ただしこの道は真っ直ぐ行ってしまうと堺市へと入ってしまう、今回の走りは大阪港を目指しているのでどこかで曲がらなければならない、そろそろ大和川には見切りをつけなければ。その大和川だが全国的なイメージでは日本で一番汚い川だとか言われたりもしていたが、こうやって写真を見てみると・・・やっぱりあんまりいい色はしてまへんなあ、さっき鳥が佇んでいた辺りでは涼やかな透明感のある水だったが、大阪市に入った辺りからは工場や民家が多くなって汚れた水が注ぎこまれてしまったのだろ。今は以前よりも少しだけ名誉挽回した感じだが一度ついてしまったイメージを拭い去るのはなかなか難しいことだろう、大阪湾に水を注ぎこませている元となっている奈良県にしてみると変な巻き添えを喰わされたようなものだが、この先大和川の水質改善は為されていくんでしょうか?
最後の写真、走っている電車は近鉄南大阪線、柏原で大阪線の近鉄電車を見てから過行く風景と川の流れを見ながら走って来たが、あっと言う間にここまでやって来た感じ。確かに車の行き来が多い国道25号線に比べると走りやすいし時間もかからなかったが都心に遠いのが難点と言ったところですかね、堺方面に行くには堺大和高田線を利用すると思うからこの先もあまり利用しないと思う。そんなわけで近鉄南大阪線の踏切を過ぎてすぐの道を右へと曲がって長居公園方面へと向かうことに、水辺にこだわった大阪港への走りは次回へと続いていきます、またお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。         まちみち