まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.815 播磨の旅(1)・法華口で迷子になる・・・

2017-09-12 02:29:10 | 旅行記
おはようございます。








この前のGWに予定していた山陽電鉄各駅巡りを実行するために朝一番の奈良発の電車で出発したのですが・・・おやおや、上の写真は神戸高速の新開地駅神戸電鉄線のホームです、これは一体どういうことなんでしょう。阪神梅田駅で山陽姫路までの切符を購入して姫路行の直通特急に乗車、発車を待っていると「山陽電鉄線内で信号故障のため何やかんや・・・」との車内アナウンスが。またかいな~、仕方なくまたもや急な予定変更、新開地で下りて神鉄に乗り継いで加西方面へ、と言うことで新開地駅の窓口で粟生までの乗車変更を伝えると運賃が少しだけ安くなった。それはさておきここは旅の予定の引き出しを開いて加西から福崎を経て姫路を目指す旅へとルートを切り替えた、元は以前このコースを走ろうと思っていたのを神戸電鉄粟生線各駅巡りに変更して棚上げになったルートが、1年半以上を経てやっと日の目を見ることになったわけです。と言うことで気を取り直して神戸電鉄粟生線に乗車、前に乗った時は廃線が噂されていた時だった、あれから1年半以上経っているがまだ大丈夫みたいだ。







そんなわけで粟生駅へやって来ました、ここからは北条鉄道に乗り継いで・・・、車内を見回していると法華口駅の近くに飛行場の滑走路があるらしい、ここ確か『聞きこみ』でも行ってたはず、ならば今回はそこへ行ってみようと言うことで法華口駅で下車することに。途中の駅とは言えもうこの駅に来るのも4度目、ただ今回この駅で下りたのは登録有形文化財巡りも兼ねてのこと、その話については次回1枠設けてお送りしていきたいと思います。と言うことで駅前で相棒君を立ち上げて、いざ出発と行きたいわけなのですが・・・。














駅前に付近の案内の看板があって、まずは行ってみようと思っている飛行場滑走路がある場所を確認する、この地図を短時間に頭の中に叩き込んでいざ出発ゥ~。踏切を渡って民家の中を通って田園風景が広がる風景、写真2枚目~4枚目にある桜並木の道を走って・・・と進んで行くが滑走路の風景はなかなか見えてこない、そりゃそうだ、地上にあるものが目線より高い所に見えることなどない。案内の表示も何もない、彼方此方走っているうちに国道372号線に出てしまった、こちらでないことは確かだ、さっきの地図を頭に浮かべ直そうとするが出てこない、案の定分からなくなってしまった。田園風景の中に入ると方角も分からなくなってしまう、頼りになるのは太陽と山だが今いるところがどこか分からないのでどちらへ言っていいかもわからない。相変わらず彼方此方を走っているとやっと案内の看板をひとつ見つけた、そちらの示す方向へと進んで行くとやっとのことで写真5枚目~8枚目にある滑走路跡にたどり着くことができた。まあ特に何があるわけではなく滑走路の跡が横の道に沿う形であるだけで、特にその他に何があると言うわけではない。そこから少し行った所にあるのが下2枚の写真にある防空壕跡、こんなおよそ何もなさそうな所に戦争の跡を感じさせる場所があるなんて全然知らなかったが、まあ話のいいネタにはなったと思う。そんなわけで再び出発地の法華口駅に戻るわけだがまたまた道が分からなくなってしまった、迷子ならぬ迷大人だ、情けない・・・。







行きしなと同じように彼方此方をさまよいながら走っていると本格的に分からなくなってしまった、もう行ったり来たりの繰り返し、田園風景の中を走りまくっているとやっと目印となる桜並木が見えてきた。ああ~やっとこれで駅へと戻れる、国道372号線に出て踏切を渡ると法華口駅が見える、ここは駅はもうスルーして国道に沿う旧道の方を進んで行く、法華口駅時から次の播磨下里駅までは線路に沿う所には道がなく、ここは線路と道路が直角三角形になっている。三平方の定理で言うと「a2+b2=c2」のCが線路に当たりAが上の写真にある風景の道に当たることになる、ちょっと遠回りになってしまうがこのコースをたどるのが一番早いと言うことになる。
それにしても山陽電鉄各駅巡りには2度も嫌われてしまうと言う始末、前回は和歌山方面へ、今回はこれからお送りしていくシリーズとなるわけですが、今回の旅はいずれ近いうちには行くことになるだろうと思い、登録有形文化財の場所とJR播但線各駅巡りのルートは押さえておいた。しかし今回お送りした滑走路を探す走りでこの日痞える時間の1/7を使ってしまった、道に迷ったのはやっぱり痛い、まあ旅には味付けが欲しいと言うことだしもうそんだけ時間を費やしてしまった後なので仕方ない。さて、今回の旅はいわばほとんどが未踏の地の走り、そう言う意味では楽しみも大きいところです、この先はどんな旅になっていくのでしょうか、無事姫路まで時間内にたどり着くことができるのでしょうか、この先もこのシリーズにお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。           まちみち