徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

代表的なカモ類 マガモ

2020-10-20 | 野鳥

マガモはカモ類の代表種で、冬鳥として全国に飛来し、湖沼や河川、海岸、公園の池などでごく普通に見られます。



今週、池でマガモも撮影しました。

この時期はエクリプスといって非繁殖羽のオスを見ることができます。

写真手前が繁殖羽のオスで、奥がエクリプスから繁殖羽に換羽中のオスです。


換羽中のエクリプスで特に頭の部分が緑色に変わりつつあるのがわかります。

繁殖羽のオスは頭部は緑色で光沢があります。
これはカワセミの背中の色と同じく構造色と呼ばれるもので、緑色の頭は見る角度によっては青く見えたりすることもあります。
首には白い首輪状の模様があります。


クチバシは黄色で、体は灰色、胸は茶色をしています。







羽繕いをしているところですが、尾羽の中央2枚が黒く、上向きにカールしているのがオスの特徴です。

逆立ち泳ぎをして採餌中ですが、橙色の足がよく目立ちます。
主として水草や種子を食べます。

羽ばたいているところですが、翼鏡は青く白い線で囲まれています。
この翼鏡もまた構造色です。



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