Apres l'Insead

欧州へのMBA留学体験記と
その後のつつましい生活について。。。

日銀の金融政策 (Monetary Policy of Bank of Japan)

2007-02-15 02:19:52 | Insead
Every Breath Bernanke Take

今日はマクロ経済の授業で、各国の中央銀行の金融政策について議論しました。
その中で、うちのグループは日銀の今月の会合での金融政策について調査し、
利上げをすべきか否かについてレポートを提出しました。

結果として、教授と同じ意見である『0.25%で据え置き』を根拠つきで
なんとか説明できたし、実際、今回は僕が1人で担当していたので、
グループメイトからもお褒めの言葉を頂きました。^^

で、最後に観たのがこのYouTube。
CBS(コロンビア・ビジネス・スクール)のグレン・ハバード学部長が
現在のアメリカの中央銀行であるFRBの議長候補として、現議長の
バーナンキ氏と争っていた?ことを踏まえたパロディです。
おそらくCBSの学生が作ったんでしょうが、なかなか面白く、おすすめです♪

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We discussed the monetary policy of central bank
around the world today in macroeonomics class.
Our group took charge in Bank of Japan and was asked to
give a recommendation whether BoJ should raise interest rate this month.

As a result, we reached agreement BoJ should not raise,
the same opinion as our professor's.
As I finished writing report only by myself because it was my turn,
my groupmates were glad at the results.

Then, the YouTube above is the video we watched in our class.
As you know, Mr. Bernanke, the chairman of FRB in the US fought
its place with Prof. Glen Hubbard, the Dean of Columbia Business School (CBS).
This movie was probably made by CBS students and very funny and interesting.
If you have time, please watch it. ^^


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3 コメント

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おもしろいね (ひでパパ)
2007-02-17 07:48:05
これは笑えますね。
うちの学校のJシーゲル教授も名前が以前出たそうですが、実際就任しないとないと意味ないよね。
返信する
質問です (みちる)
2007-02-22 03:17:19
cheramisさん

はじめまして、みちるです。

将来MBAに行こうか迷っていて、ブログ検索をしていたらcheramisさんのページを見つけました。MBAライフをすごく満喫していることが伝わってきますね☆彡
現在大学で金融のゼミに所属しておりまして、ちょうど日銀の金融政策に関してレポートを書いています。そこでちょっと聞きたいのですが、「日銀は利上げせずに0.25%据置が妥当」という意見の根拠を教えて頂いてもいいでしょうか。日銀は結果的に昨日0.25%の利上げを実施しましたけれども、それに対する意見も出来ればお願いします。
色々とお忙しいと思いますが、お時間のある時にでも。

ありがとうございます♪
返信する
なぜ日銀は利上げしたのかぁ??? (cherami)
2007-03-01 22:58:00
>みちるさん

こんにちは、書き込み有難うございます。^^
つたないブログですが、楽しんで頂いているようでなによりです。

さて、もう手遅れかもしれませんが、時間が出来ましたので
僕が『利上げは据え置き』と思った根拠について。
2ヶ月の詰め込みなので、あまり参考にならないかもしれませんが。。。

いくつかありますが、昨年9月までの経済指標で
景気(Business cycle)の好不調をあらわすもの4つ、
・消費者物価指数(コアCPI、生鮮食品を除く)
・GDPデフレーター
・単位労働コスト
・あとも一個忘れました・・・
のうち、2月の発表(昨年10-12月)前では、
・CPIのみ0.1-0.2%のプラス、あとはマイナス
という状態だったということが1点。

更に、日銀は以前、『コアCPIが0.2%になれば利上げ』
と明言していたようなので、まだ不安定という点が2点目。

そして、金利政策はその時その時の意思を反映したものではなく、
予め策定したルールによって運営されるべきという
理論が3点目。
(要は日銀の独立性を保つということでしょうか)

また、為替が円安で振れていましたが、G7などでも
取り急ぎの懸念が表れておらず、利上げの為替への
影響もとりあえず様子見でいいという点が4点目。

そして、以上を総合的に考慮して、何かショックを
与えるよりも、自立成長を促した方がリスクが低い
ということがまぁ最終的な判断という形でした。
(後は原油価格の低下などもありますか)

その後、10-12月のGDPが予想+1%(ぐらいでしたか)の
大きな伸びを示し、それが最も懸念材料であった、
家庭の消費の伸びが主要因だったので、
市場も一気に利上げへと動いたのだと思います。

元々、日銀の金利政策は景気の動きに先導して
行われなければならない(タイムラグがある)ので、
市場も上向きな状態をわざわざ押さえ込む必要は
ないと思われますので、今回利上げをしたのは
まぁ妥当だったのでは?と思います。

やはり、円安で輸出主導ではGDPの伸びが頭打ちに
なってしまうので、国内消費を伸ばさないといけないな
というのが、僕のマクロ経済を勉強したあとの感想です。

思うが侭に書いているので、分かりにくいかもしれませんが、
ご参考になれば幸いです。

それから、MBAについては一度社会人になられてから、
再び必要か否かを考えて目指されたらどうかと思います。
魔法の学位のように書いている本もありますが、
決してそういうものではないと思うので。。。

ではでは。
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