「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

行列のできるチラシの作り方

2012-02-12 21:14:15 | 日記
今日は、午前、午後、熊本市男女共同参画センター「はあもにい」で行われた
二つのセミナーに参加しました。

午前10時からは、「行列のできる講座の創り方・チラシの作り方」です。
先月のはあもにいでのセミナーで、たまたまもらったチラシで知り、
これは受けねば・・とすぐに申し込みました。

先着30名ということだったのですが、申込みが100名を超え、
急遽、会場を広いところに移したそうです。
タイトルどおり、行列のできるセミナーでした。

講師は、東京都大田区の男女平等推進センターの運営に当たられている牟田静香さんです。
福岡出身の彼女が結婚を機に東京へ引っ越したものの、知る人もなく淋しい想いをしていたときに、
同センターの活動に参加することで救われたそうです。

しかし、その当時、センターが主催するイベントはことごとく定員割れ。
その原因を追究し、工夫を重ねた結果、今では講座申込み率3,3倍という
脅威の数字をたたき出しています。
現在、行政を中心に、全国各地から講演依頼が殺到し、年に150回も講演をするそうです。

実際に、悪い例、良い例のチラシを見せてもらいながら、説明を受けましたが、
牟田さんが最初のころに作った悪い例のチラシのときは、動員をかけても40名定員に16名しか集まらず、
しかも内6名は関係者で、最後の講座のときは関係者以外は一人しかいなかったそうです。

それが今では、毎回、定員の3倍以上の申込みがあり、抽選が当たり前になっています。
しかも、どの講座も、センターの目的である男女共同参画を盛り込んだものです。

講座の内容の充実はもちろんなのですが、チラシの作り方を変えるだけで、
参加したいと思わせるようにすることが出来るのです。
やってはいけないチラシ作りというので、いくつか例をあげられましたが、
私たちがよくやるパターンで、心当たりのある人も多く、会場では苦笑がもれていました。

早口で、目いっぱい話されたのですが、2時間があっという間でした。
もっと詳しく知りたかったので、牟田さんの著書を買っちゃいました。
これからチラシ作りをするときは、参考にしたいと思います。




午後からは、「日本を変えた熊本の女性たち」の3回目です。
今回は、高群逸枝という詩人であり、女性史の研究家です。
実は、名前は聞いたことがありますが、具体的には何も知りませんでした。

若い頃より詩人として活躍し、四国遍路を行って「娘巡礼記」などを書いています。
のち、東京に移り、平塚らいてうと共に女性運動を始める傍ら、女性史研究を進め、
女性史研究分野の発展に寄与したそうです。

3回のセミナーで、明治から大正にかけて、熊本の女性たちのすばらしい活躍を知りましたが
ほんの一部だけです。
郷土の偉人たちのことを、もっと勉強しないといけませんね。

コメント
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