「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

小さな一歩の会便り第68号

2008-12-31 07:20:27 | ボランティア
 2008年が終わろうとしています。今年一年、小さな一歩の会便りを受け取ってくださって、ありがとうございました。
今年、あるテレビ番組の中でカンボジアに学校を作ろうとの呼びかけがあり、有名人の方たちが描いた絵のオークションがありました。一点、数十万円から数百万円で落札され、あっという間に驚くほどのお金が集まりました。
一方、「小さな一歩の会」の活動では、1枚150円の押し花しおりとか、50円のクジや100円の衣類の販売での収益ですので、比較にならないくらい微々たるものです。1年間、頑張って活動しても、1枚の絵の価格にもなりません。
しかし、活動に関わった人数では負けません。
押し花しおりを作ってくれた人、バザーの品を提供してくれた人、販売を手伝ってくれた人、使用済み切手を集めてくれた人、切手の整理をしてくれた人、書き損じ葉書を集めてくれた人、それに、それらを買ってくれた大勢の方たち。
それぞれは小さな一歩ですが、これからさらに100人、200人と増えていくことを願っています。

今年一年のご協力に感謝申し上げるとともに、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。

☆モンドルバイ村では、マラリア予防の蚊帳が欲しいとの声がたくさんありますので、2010年、国際人権ネットワークがモンドルバイ村を支援を始めて15周年になるのを記念して蚊帳を贈ることになりました。みなさまのご協力をお願いいたします。

  〈一家に一張り蚊帳運動 1口 500円〉
    振込先  
      郵便振込口座 00170-8-365984
       口座名    国際人権ネットワーク
      銀行口座  三菱東京UFJ銀行 目白支店 4531385
       口座名    国際人権ネットワーク

《12月の活動報告》
★12月13日(土) 定期活動日
 今回は、大人3名、女子高生1名、小学生2名の参加でした。
押し花しおり作りとぬいぐるみの袋詰めを行い、62枚の押し花しおりが出来上がりました。
そのうち、35枚はそれぞれの方が買って帰られました。

★12月26日(金) 寄付金送付
 9月から12月までの収益、256,971円を、国際人権ネットワークへ送金しました。
寄付金の内訳は
  募金       39,101円
  押し花しおり   54,840円
  押し花シール   3,150円
  バザー品    150,810円
  書き損じ葉書   1,500円
  使用済み切手   7,570円

10月、11月は、バザー販売できるイベントがたくさんあり、これまでの最高金額でした。
これも、販売する品物がたくさんあったお陰で、みなさまのご協力の賜物です。

《今後の活動》
★1月9日(金) 会計監査
 2008年分の会計監査をしてもらいます。

★1月17日(土) 総会&懇親会
 2008年の活動と決算報告を行ないます。
その後、懇親会を行ないますので、活動に参加している方、興味のある方など初めての方も大歓迎です。
どうぞご参加ください。
 会場:小さな一歩の会事務局
 時間:午後12時より

〔使用済み切手〕
 ご家庭や職場などで使用済みの切手がありましたら、送ってください。大きめに切り取ってもらってもかまいませんが、切手の周り3mmくらい残して切り取ってもらうと助かります。ご協力をおねがいします。
 
〔バザー、イベント会場探し〕
 しおりの販売やバザー品販売ができるイベントがありましたらお知らせください。また屋内であれば、しおり作りの体験もできます。日程があえば、できるだけ参加したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

〔バザー用品〕
 みなさまのご家庭にある不用品の提供をお願いいたします。チャリティーショップで販売させていただきます。またバザーなどのイベントにも出品しますので、たくさんの品物が必要になります。随時受け付けておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

〔書き損じハガキ〕
 みなさまからいただいた書き損じハガキを、新しいハガキに交換して、その収益を寄付します。年賀状の書き損じなどありましたら、ご協力をお願いいたします。
交換した官製ハガキが200枚以上ありますので、購入していただけると有難いです。

その他、活動へのご意見やアドバイスがありましたら、どんどんお寄せください。よろしくお願い申し上げます。
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大忙し

2008-12-30 22:57:11 | 日記
娘の結婚式やらなにやらで、年末の準備が後回しになってしまいました。
ここ1週間で、お店の床磨き、餅つき、お墓の掃除、観音寺の手伝いと、バタバタで、なかなかブログが書けません。
今日も部屋の大掃除をしなくてはいけなくて、障子の張替えまで手が回らないなぁとあきらめていたのですが、帰省中の次男が窓拭きなどを手伝ってくれたので、午後から1階と2階の障子の張替えをすることができました。

やっと終わって、夕食の準備にかかろうと思ったら、荷物が届きました。
なんと特大のブリです。
毎年、大晦日に主人の実家でブリを調理するんですが、今年は娘もいないし、買わないようにしようと言っていたところでした。
しかも、いつもよりずっと大きく、重さが6kgもありました
さっそく調理することにしたんですが、三枚おろしをするにも重くてたいへんです。
片身の半分を刺身にし、あらを大根と煮ましたが、3人では食べきれません。

夕食後、残りをどうしようと、インターネットでブリのレシピを検索してみました。
結局、お節料理用に照り焼きする分を取っておき、残りを塩をしたり、味噌漬けにしたりして、あとは冷凍にしておきました。
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寄付送金

2008-12-26 22:02:28 | ボランティア
今年も残り少なくなり、銀行や郵便局も込み合います。
来週になると更に込みそうなので、今日、大急ぎで計算して、寄付金を送金しに行って来ました。

集めたお金は、500円玉、100円玉、50円玉、10円玉と硬貨がたくさんあるのですが、年の瀬で慌しいときに出すと他の人にも迷惑になるので、家で両替をしておきました。

9月から12月までの4ヵ月間の収益ですが、今回はいろんなところのイベントやお祭りに参加させてもらいましたので、これまでの中で最高金額になりました。

送金額は256,971円で、その内訳は
  募金      39,101円
  押し花しおり  54,840円
  押し花シール   3,150円
  バザー品   150,810円
  書き損じ葉書   1,500円
  使用済み切手   7,570円

バザーは安い価格での販売でしたが、大量の品物を提供していただき、多額の収益を上げることができました。
押し花しおりも450枚余りが売れましたが、それだけの数を作っていただいた方々のお陰です。
みなさまのご協力により、この活動が続けらることに感謝申し上げます。     

振込みのために郵便局に行ったら、局長さんが出てきて、他の局から使用済み切手や書き損じ葉書を預かったからと、渡してくださいました。
局には「小さな一歩の会」の箱も置いていただいています。
今日行った歯科医院の女医さんからは、郵便局で見ましたよ、と声をかけていただきました。
また小さな輪が広がったようです
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孫の守り

2008-12-23 21:37:25 | 日記
娘の結婚式のため、長男夫婦が孫を連れて帰ってきました。
正月にはもう帰れないので、今回は4泊5日の長期滞在になりました。
7ヶ月の孫は、初めての飛行機、初めての外泊です。

10月に京都で会ったとき、人見知りが始まったばかりで、顔をみるだけで泣かれてしまいました。
今回もまだ人見知りが続いていて、最初は泣かれてしまいました。
1日ずつだんだん慣れてきて、顔を見るのは大丈夫になってきましたが、抱くとやはり泣いてしまいます。
ところが、主人が根気良くあやしていたら、3日目になると笑ってくれるようになり、そのあと抱いても平気になり、ついには抱かれたまま寝てしまいました。
息子と似ているので、間違えたんじゃないかと思ったんですが、そうでもないみたいです。これはすごい、と写真を撮ったり、ビデオを撮ったりして、記録しておきました。

最初は、パパ、ママの姿が見えないと大泣きしていたのが、ずいぶん慣れて良く笑うようになり、ようやく1人遊びができるようになったのに、もう今日は帰っていきました
次に会うときまで覚えていてくれるといいんですが・・・
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結婚式

2008-12-20 23:04:11 | 日記
20日は娘の結婚式でした。
朝から娘と二人、家族より先に出かけ、お婿さんとお母様と一緒に早めの昼食をとった後、式場の加藤神社に向かいました。
神社の控え室には、すでに美容師の方たちがスタンバイされていました。

さっそく、娘の準備が始まり、同時進行で、私とお母様も着付けをしていただきました。
娘が化粧をしてもらいましたが、普段、あまり化粧しないので、別人のようです。
みなさんから、わぁ、かわいい、と言っていただき、親の目から見てもとてもきれいでした。
日本髪のかつらをかぶり、白無垢を着て、綿帽子をつけるとお嫁さんの完成です。
後からやってきた主人も、感無量のようです。

式は雅楽の演奏の中、厳かに行なわれました。
ただ、7ヶ月の孫は、ちょっと声を出しただけなんですが、外に出されてしまいました。
式は三々九度と指輪の交換と、滞りなく進み、無事に結婚式が終わりました。
そのあと、外に出て、みんなで記念撮影です。
外はとっても良い天気で、熊本城をバックに何枚も写真を撮りました。

そのあと、それぞれに披露宴会場のマリー○ールドに向かいまいした。
日本髪のまま乗りこむので花嫁専用のタクシーを頼んだのですが、屋根の部分が開閉するので、乗り降りするのに便利です。
熊本には1台しかないそうです。

娘は慣れないかつらで頭が重い上、内掛けを着て、身動きもままなりません。
披露宴まで2時間近くあるので、会場に着いたあと、かつらと打掛を取ってもらって、少しは楽になったようです。

披露宴はどんなことをするの?と聞いたんですが、余興とかは頼んでいないし、特になんにもない。と言って、段取りも教えてもらっていません。
新郎のあいさつで式が始まり、来賓挨拶は1人だけで、二人の共通の恩師の方がされました。
乾杯のあと、食事のスタートです。
料理が評判の会場だけに、美味しい料理を堪能していたら、「花嫁がお色直しに向かいますが、そのお手伝いを花嫁のお母様にお願いします。」と司会の方の言葉です。
あわてて花嫁のところに行くと、二人の間に立たされ、私の活動紹介のあと、一言お願いします、と言われてしまいました。
そんなの聞いてないよ!

和装から洋装に着替えた二人は、ナイアガラ花火をバックに庭から登場です。
そのあと、各テーブルを周り、それぞれのところで記念撮影を行いました。
ウエディングドレスの退場には、主人が呼ばれました。
お坊さんの格好をした主人とウエディング姿の娘、なんともミスマッチですが、やはり親子ですね。
照れながらも娘の手を引いて退場する姿は、なんともほほえましいものでした。

カクテルドレスに着替えて登場するときのバックミュージックは、次兄のピアノ演奏でした。
まるっきりの独学なんですが、長男のときも弾いてくれて、好評でした。
今回も、うまく弾けないかもしれない、と言いながらも、妹のために演奏を引き受けてくれました。
完璧な演奏ではないかもしれませんが、とても優しい音色で、みなさんも楽しんでいただいたようです。

ウェディングケーキは、四角いケーキに二人でナイフを入れ、あとでみんなに配られます。
そのあと、二人の母親が呼ばれました。
それぞれの母親が最初の灯をともし、それを出席者につぎつぎに繋いでいきます。
それが新郎新婦に渡り、二人で一つの大きなキャンドルにともしたとき、全員で「おめでとう!」と祝福してくれました。

それから両家の親が前に呼ばれ、娘が手紙を読みました。
そんなことをしたら泣くから、絶対しないでね、って言ってたのに・・・
娘は涙をこらえながら、一言一言、頑張って読んでいたんですが、私は涙があふれて仕方がありませんでした。
主人は、自分をつねって、必死でこらえたそうです。
それから、主人には娘の手編みの帽子、私と新郎のお母様にはそれぞれマフラーをプレゼントしてくれました。
二ヶ所の治療院を行ったり来たり、その上、式の準備と、すごく忙しかったのに、手編みをしてくれていたなんて、驚きです。
義姉さんはご存知だったようで、ずいぶん頑張っていましたよ、と言われました。

最後は新郎の挨拶のあと、長男が万歳三唱をすることになっていました。
他の人に頼んでよ、とか、何も話さないからね、と言っていたんですが、妹に向けて、りっぱなはなむけの言葉を語ってくれました。
スタッフの方が前に並んでいる私たちに、絶対万歳をしないでくださいね、と念を押されたんですが、一緒に万歳をしてしまう人もいるんでしょうね。

長男のときは、お嫁さんをもらって、うれしいばかりの式でした。
友達からは、娘のときはさみしくて、悲しくなるよ、ってさんざん聞かされていましたが、きっと娘を幸せにしてくれるだろう、やさしくて頼りになるお婿さんなので、不思議なほどさみしさ、悲しさはなく、楽しい式でした。
ただ、娘がここまで育ってくれて、きれいなお嫁さんになったことに感動しての涙はあふれてしまいました。
式が終わって、スタッフの人から娘の手紙を渡されたんですが、それを見ただけでも涙が出て、とても読み返すことはできません。

これから二人でたのしい家庭を作っていってくれることを願っています。
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てんてこ舞い

2008-12-18 23:09:54 | 肥後観音寺
毎月18日は、肥後観音寺の観音縁日です。
朝からお寺に行き、掃除をした後、お参りに来られた方たちが来年の星祭りの申込をされるので、かぞえ年を教えてあげたり、カレンダーを配ったりと主人の手伝いです。

そのあと、義妹と二人でお接待の準備です。
ところがお参りが始まり、参加者を数えてみたら、いつもは30数人なのですが、今年最後だからでしょうか、50人近くの方が来られています。

あわててテーブルを追加したり、料理の皿を増やしたりと大慌てです。
赤飯もいつもの量しか炊いてなかったので、全員にいきわたるためには、1人分がかなり少ない量になってしまいました。
途中で用意した紅白饅頭も数が足りないことを思い出し、妹が大急ぎで車で買いに走りました。
赤飯を配ったり、お茶をついだりと、母にも手伝ってもらって、ようやく間に合いました。

午後からは家に帰り、あさっての娘の結婚式のために、長男夫婦、次男が帰省するので、その準備にてんてこ舞いです。
孫が生まれて、全員が揃うのは初めてのことなので、寒くないように暖房や布団など、準備に追われました。
主人は2階でテレビが見られるようにと、配線までしています。
明日はにぎやかになることでしょう。



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大河ドラマ「篤姫」

2008-12-16 20:24:27 | 日記
篤姫が最終回を迎えましたが、今回はここ10年の大河ドラマでは最高視聴率だったそうです。
初回の20%が最低で、最高29%、平均24%という数字です。
これまで、坂本竜馬や新撰組、皇女和宮など、幕末の歴史はいろんなドラマでとりあげられましたが、篤姫のことは初めて知りました。

島津家の分家の娘だったおかつが、歴史の流れに翻弄されながらも、自分の運命をしっかり受け止め、凛とした態度で大奥を取り仕切っただけでなく、江戸城無血開城や徳川家存続に力を尽くしたといのは、すごいことですね。
これまで西郷隆盛と勝海舟の偉業だと思っていました。
そんな篤姫を見事に演じた宮崎あおいもすばらしかったですね。

その時代を生きた坂本竜馬や小松帯刀なども、日本の未来のためにと、命がけで奔走しました。
こんな人たちが、現在の日本にいてくれたら・・・と切実に思います。

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年賀状受付開始

2008-12-15 23:18:38 | 日記
今日から年賀状の受付が始まりましたね。
毎年、期限ギリギリに出していたのですが、今年はその頃が一番忙しくなりそうなので、頑張って早めに書きました。
肥後観音寺の分、親戚関係、主人関係、自分の分と、出す相手によって文面が変わるので、まず宛名だけを書いて、あとで裏面を印刷することにします。
しかし、今日になって自分の分の葉書が足りなくなってしまいました。

主人に頼んで、郵便局から買ってインクジェット葉書を100枚買ってきてもらい、宛名書きをしながら、すでに書き終わったものをコピー機を使って裏面の印刷をしていました。
ところが、途中で印刷スピードが急に落ちてきました。
改めて、インクジェット葉書の袋に書いてある文を読んでみると、コピー機には適さないと書いてあります。
あわてて、コピー機の会社に電話して確認してみたら、「コピー機はトナー式なので裏写りしたり、紙詰まりしたりするので、使用しないでください」と言われてしまいました。
まだ買ってきた葉書は使っていなかったので、すぐに郵便局に行って、普通の葉書と交換してもらいました。

しかし、宛名書きをしてしまったインクジェット紙がまだたくさんあります。
仕方なく、古いプリンターを引っ張り出して、それで印刷することにしました。
こちらは問題なく印刷できるのですが、そのスピードの遅いこと。
かなり時間はかかりましたが、私の分以外は出来上がりましたので、さっそく出してきてもらいました。
年賀状受付初日に投函できたのは、生まれて初めてのことです。
残りの分も、なるべく早く出したいと思います。


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押し花しおり作り

2008-12-13 23:12:57 | ボランティア
今年最後の押し花しおり作りをしました。
今回は6名の参加で、1人はぬいぐるみのクジ作りを担当してもらいました。
押し花しおりの方は、クリスマスをイメージしたものもあり、どれも素敵なしおりです。

全部で62枚出来上がり、その中からそれぞれ気に入ったものを選んで買ってくださって、合計35枚が売れました。
毎回、たくさん買っていただいていますが、プレゼントにされるそうで、もらった方も喜ばれるようです。
手前味噌ですが、楽しみながらボランティアができるのがいいですよね。
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アジア人権賞

2008-12-12 23:47:54 | ボランティア
熊日新聞の夕刊に、「地雷」という文字を久々に見つけました。
2000年前後には、世界的な地雷廃絶キャンペーンなどが行なわれ、活動家の方がノーベル平和賞をもらったりして、地雷関係の記事がたびたび新聞に登場したのですが、最近はまったく見ることがありませんでした。

地雷禁止条約に150ヶ国以上が調印し、調印していないアメリカ、ロシア、中国なども使用については一応自粛していることもありますが、一度埋められた地雷は撤去しないかぎり、被害者を生み出します。
すべての地雷を撤去しないかぎり、地雷問題は解決しませんし、被害者への支援も続けなければなりません。

今回、アジアの人権問題の改善に貢献した団体・個人に贈られる「第10回アジア人権賞」に、カンボジアの地雷問題に取り組むNGO「地雷撤去キャンペーン」(福岡市)が選ばれました。
このNGOはカンボジアの地雷撤去活動を支援するため、1998年に設立されました。
被害者に医療品を提供したり、現地で小中学校を建設するなど、幅広い援助活動を続けています。

私たちが支援しているカンボジアの地雷被害者の村の「希望小学校」ですが、そこは草の葉っぱで作られていて、雨季には雨漏りがひどかったんです。
しかし昨年、このNGOがりっぱな校舎を建ててくれて、子どもたちは安心して勉強できるようになりました。
また、小学校で押し花しおり作りをするときに地雷の話をすることになり、そのときの資料に、このNGOのHPの写真を使いたいと申し出たときにも、快く承諾していただきました。

今回の受賞に対して、大谷賢二代表は
「受賞を機に、今も続く地雷被害の状況を1人でも多くの人に知ってほしい」と話されたそうです。

地雷の被害者は今も出ていますし、被害者の生活はままなりません。
地道に支援を続けているNGOが賞を受けたことで、多くの人たちがもっと地雷被害者に目を向けてくれるといいのですが・・・

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