息子が畑を借りて、タカキビを植えました。
畑に案内してもらうと10cmくらいの芽がずらっと並んでいます。
畝とウネの間は小さな耕運機で耕すのでいいのですが、株と株の間の草は、手で取るしかありません。
仕事が忙しい息子に代わって、草取りのお手伝いです。
7月の午後、汗だくの作業ですが、黙々と草と格闘していると無心になれます。
確か禅の修行にも作務として畑仕事があったような…。
雨の日があると草取り出来ないし、草が一気に大きくなります。
乾燥しすぎると土が固くなって草が抜きにくくなります。
15列終わるのにひと月かかり、その頃には人の背丈ほどに成長していました。
やっと穂が出始めたらと思ったら、今度はスズメたちが集まってきました。
近づくと一斉に飛び立つけど、隣のハウスの屋根に並んで様子見です。
人がいなくなるのを待ってます。
キラキラテープを張ってみたり、スピーカーでカラスの鳴き声を流したりしてみても、すぐに慣れてしまって効果がありません。
上の方はほとんど食べられてしまっています。
ドンドン食べられてしまうので、早めに刈り取って、小屋で追熟させることにしました。
これを脱穀機にかけて穂から外し、その後、ゴミと実を分離するのに唐箕(とうみ)を使います。
これはハンドルを回して風を送り、ゴミを吹き飛ばすものです。
私の子どもの頃はこれの大型のもので稲の籾を分別していました。
この唐箕は農家の方が、もう使わないからと下さったもので、大助かりでした。
最後はフルイを使って選別して完成です。