「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

環境対策

2007-06-08 06:59:33 | 環境問題
福岡県大木町では、バイオマス構想を立ち上げ、環境問題に取り組んでいるそうです。
町内の小中学校には、太陽光発電を取り付け、電力の量を数値で確認できるようにしていて、子どもたちの関心が高まり、家庭でもこまめに電気を消すなど、節電に心がけるようになっています。

一軒当たり千円投資してもらい、菜の花を植えており、それから菜種油を抽出します。
それを家庭で天ぷら油として利用し、残った廃油からバイオガソリンを作り、ゴミ収集車などの燃料として使っています。

また家庭で出る生ゴミはバケツに入れておき、週2回、回収し、大きなタンクに入れられます。
そこでメタンガスを発生させ、それで発電を行なっているのです。
またその過程で、真っ黒な液体が出来るのですが、それは液肥として農家の方に無料で配られていて、それにより作物の出来がとてもよくなったそうです。
これまでゴミ処理に多額の費用が掛かっていたものが、逆に収益につながっているのがすごいですね。

我が家でも生ゴミを刈り取った草の間に入れているのですが、すぐに分解されて土に変わってしまいます。
生ゴミを燃やすと、燃料もたくさんいるし、二酸化炭素を排出することになります。
この生ゴミを資源と考えれば、一石何鳥にもなるのに、もったいない話です。
これも一人ひとりの意識を高めて、自分たちでなんとかしようという気持ちになれば、ちょっとの手間くらいなんでもありません。

この前、「さかなクン」が言ってました。
今、魚の養殖が盛んに研究され、イワナからヤマメを生産することも可能になってきていて、将来はイワシからマグロが生まれることになるかもしれないそうです。
なぜそんな研究をするのかというと、将来、魚が全滅する可能性があるというのです。
乱獲ということもあるのですが、地球温暖化により海水温の変化で魚が住めなくなったり、環境汚染により死滅したり・・・・
しかし、それは魚に限ったことではなく、いつかは人間の世界の話になるかもしれません。

カエルを水に入れ、下から熱すると、じわじわ熱くなるので、それに気づきません。
カエルが熱いと気がついたときはすでに熱湯になっていて、カエルは死んでしまうというのです。
人間もそうならないように、ちょっとした変化にも、手遅れにならないよう対応しなければいけませんよね。
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