「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

戦争体験談

2006-09-15 22:48:44 | ボランティア
7月にボランティアの集まりで偶然近くの席になった方が使用済みの切手をたくさん集めていらして、私の話を聞いて届けに来てくださったんですが、その方が、今度は衣類や食器などを届けてくださいました。
今年の初めに奥様をなくされ、「今、家の片づけをしているけど、捨てるにはもったいないし、なにか役に立つものがあれば・・」と声を掛けてくださり、車のトランクいっぱいの品物を持ってきていただいたのです。

カンボジアのことなどいろいろお話する中で、戦争体験者として、絶対戦争をしてはいけない、と言われていました。
ちょうど終戦のときが中学3年生だったそうです。そのころは食べるものもなく、ひもじい思いをされたり、怖い思いもされたそうです。
昔は中学生といっても4つも5つも年上の人もいて、先生が予科練へ志願して、お国のために働け!と強要していたそうです。たまたまその人は長男で跡取りだったので、家族から反対され、そのことを先生に告げると、先生は激怒して、お国のためには働かないとはなんというやつだ、と殴ったりされていたようです。

豊かな時代になり、物があふれ、生活も格段に良くなりましたが、今、世界はテロの恐怖におびえ、あちこちで争いが起こり、平和とは程遠くなってきています。
日本では憲法改正ということが話題になり、それが実現しそうな勢いです。
「こんな世の中だからこそ、絶対に戦争をしない、関わらないという平和憲法を守り、二度とあの恐怖を子孫に体験させたくない!」とその戦争体験者は語られました。



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