「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

ケニアのスラムの取り壊し

2012-02-23 21:42:29 | ボランティア
ケニアのナイロビでは、二人に一人がスラムに住むと言われていました。

そのスラムが、住民に何の通知もなく、突然ショベルカーがやってきて
容赦なく取り壊されていきます。

ケニア政府がスラムを撤去して、そこに高速道路やビルを造るためです。
中国上海のような近代国家を築くのだそうです。

住民は家財道具を取り出すことも出来ず、呆然と見守るだけです。
取り壊されても行くところがなく、その場に廃材を集めて住み出した人もいたのですが、
そこも、火炎瓶が投げ込まれ、焼かれてしまいました。

スラムの子どもたちが無料で医療を受けられるようにとNPOチャイルドドクターを立ち上げた宮田久也さん。
一人の子どもに一人の支援者(ドクター)を付けたことで、子ども達の生存率が著しく向上しています。

しかし、その子どもたちも家をなくし、散り散りになってしまいました。

先日、その様子がNHKBS1で放送されました。
ナイロビ市長へのインタビューで
「家をなくしたスラムの人たちのことを、どう思いますか?」という質問に、

「それは我々には関係のないことです」と平然と答えていたのには、あきれました。

2月24日(金)18:00~18:49
再放送がありますので、ぜひご覧下さい。
NHKBS1 「ドキュメンタリーWAVE」(49分間)
「ナイロビ・スラム強制撤去 ~グローバル化に翻弄される人々」


私が支援していた子も、11月のミツンバスラム取り壊しで消息がわからなくなってしまい、
今回、孤児院で暮らす8ヶ月の女の子が紹介されました。



心臓に慢性的な疾患があるようで、これ以上悪くならにように、現状を維持する必要があるそうです。
元気に育ってくれることを願っています。

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ご支援頂いているジャネルちゃんについて
現地からチャイルドメールが届きましたのでご連絡させて頂きます。

【メッセージ/連絡事項】
F160212-k001017k

ドクターへ。この子のチャイルドドクターとなって下さり本当に有難うございます。
またチャイルドをご紹介するまでの時間を大切にして下さり心より感謝申し上げます。
ドクターのお陰で、今日からこの子は病気になった際、いつでも治療を受けることが出来るようになります。
先日、チャイルドへ無料診察券の配布を実施しました。
お届け時に撮影した写真を添付致しておりますのでご覧頂ければ幸いです。
来月から毎月2回程度、ご支援頂いているチャイルドの成長日記がご登録頂いたメールアドレス宛に届けられる予定です。
この子に対してあなたがして下さった全てに感謝いたします。
ナイロビより感謝を込めて。ソーシャルワーク/チルドレンホームコーディネーター・ピーターオチョラ

Dear Doctor. Thank you very much for being a doctor of this child. We appreciate your patience as we introduce a child to you. Through your support, from today, the child can receive medical treatment whenever the child gets sick. We have distributed the free card to your child recently. We have attached a picture of your child that we took when we distributed the free card. We hope that you are glad to see the picture of your child. From next month, we shall be updating you of the child’s progress report through your registered e-mail address twice a month. Thank you very much for all what you have done for this child. Best regards from Social Work/Nairobi Children Home Coordinator Peter Ochola


【新たなご支援を待っているチャイルド】
697人のチャイルド(平成23年11月15日現在)
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