今日は、一日雨の予報。
雨でも、欠かせないのが、ヤギの世話。
そして、ヤギ小屋のそばにあるオレ田ん2の観察。
7月3日現在、オレ田ん2の苗の生育は、ややゆっくり。
理由として考えられるのが、水温。
オレ田ん2は、十数段ある段々畑の、下から2番目にあります。
水は、段々畑の地下からしみ出る、湧水です。
割と水温が低いです。
そして、常に豊富にわき出て、流れています。
(庭にあるバケツ稲の方は、晴天になるとすぐに水温が上がります。そのせいか、苗の生育はかなり早いです。)
オレ田ん2では、現在、9匹ものイモリがいます。
稲の株数は、43株。
こんな小さな田んぼに、イモリが9匹も。
(ちなみに、一匹だけ、体色が茶褐色の個体がいます。珍しい。)
オタマジャクシは、数えきれないほど。
この生きものたちが、田んぼを元気よく泳ぎ回るせいか、雑草が、生えてきません。
思わぬ抑草効果に気が付きました。(水底の泥を常にかき回している。)
アイガモ農法でも、アイガモが苗の周りを泳ぐことで、雑草を抑えていますね。それに近い理屈だと思います。
で、こんな風に数えきれないほどのオタマジャクシが、えさに困らないのか?と、疑問に思うわけです。
おそらく、困らないのでしょう。
地下から湧き出る水には、豊富な栄養素があって、それをもとに小さな虫たちが自然に発生します。それらを、オタマジャクシら両生類が食べている、と考えられます。
田んぼの上部にある段々畑には、いっさい、農薬も肥料もやっていません。
自然界の底力を、感じさせます。
日本人は、そんな自然の底力を無視して、自然破壊を続けています。それをどうやって食い止めるか、日々悩んでおります。