ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

暑中お見舞い申し上げます。2014

2014-07-31 17:06:05 | かんがえるあし


 毎日暑いです。



 暑中見舞いのお便りをいただいたので、お返事を書こう!とおもいつつ、なかなか進まず。




 何しろ、クーラーのない我が家、室温30度以上で、手紙を書くのは、しんどい。



 そこで!



 涼しい所へ出かけて、手紙を書くことに。




 



 大好きな、小薮温泉にて。



 ちょっぴり志賀直哉気取り。(あれは城崎ですね。号泣議員で有名になったけど)



 小薮温泉、いつも通り、心地いい。


 湯上りの素足に、古い木の廊下のここちよさがたまらんのです。ちり一つ落ちていない行き届いたお掃除。




 しかし、写真の母屋の老朽化はずいぶん進んでいます。なんとかいい感じに保全できないかなあ。
 

感じ取る力

2014-07-31 16:46:39 | いきとしいけるもの

 オレ田ん2。



 イモリの泳ぐ姿は、めちゃくちゃかっこいい。


 時には四足で這い、時には魚のように泳ぎ、とてもやわらかな、しなやかな肉体。



 イモリの子供たちも徐々に大きくなっていて、順調な生育をしています。


 

 大きな方のオタマジャクシは、いまだに種類が判別しません。トノサマガエルかな?と思いつつも、ヒキガエルの可能性も捨てきれず。



 



 ところで、うちの田んぼの畔は、自然のまんま。昔ながらの、畔です。



 この畔の草の根っこが、田んぼの中に広がって根を張るのですが、これが、多様な生物相をもたらす、ポイントなのだと、思っています。




 オタマジャクシも、イモリも、この絡まった細い根っこの中に、潜みます。


 おそらく、根っこの周りには、微生物がたくさん発生すると思われます。

 その微生物を餌に、小さな虫が繁殖します。



 その小さな虫を、オタマジャクシやイモリが、えさにするものと思われます。


 隠れ家にもなりますから、天敵から身を守るのにも、好都合。繁殖にも、利用できますね。




 もしも、畔が、ビニールシートやコンクリートで固められたら、どうなるでしょう。



 圧倒的に、これらの生き物たちが住みにくくなることでしょう。



 田んぼは、水が漏れると困るので、ザリガニなどの巣穴が空けられないように、コンクリで固めたりすることがあります。


 大規模な田んぼになればなるほど、そのような整備がされていますね。



 この辺は、一口には語れない様々な課題があるので、今回はパスしましょう。



  ともあれ、うちの田んぼにはたくさんの生き物がいます。


 目指すのは、祖父の家の田んぼ。



 タニシ、ドジョウ、ゲンゴロウ、タガメ、ミズカマキリ・・・


 せめてこれくらいは住んでいないと、田んぼとは言えませんな。