ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

赤潮の深さ。

2014-07-17 18:54:50 | かんがえるあし

 今年は、狩浜の海で赤潮をまだ見ていません。



 と言っても、赤潮には、目に見えやすいタイプのものと、目に見えにくいタイプのものがあるらしいのです。


 以前、知り合いの漁師さんから、そんな話を聞いていたのですが、いまいち、具体的には理解できずにいました。







 今年、宇和島方面では、早くから赤潮が発生していると、言われていました。



 で、ちょっと調べてみると、とあることに気が付いたのです。



 狩浜でよくみられる赤潮は、文字通り、海水面の表層が、トマトジュースみたいに真っ赤になるタイプ。



 しかし、この表層赤潮以外にも、海の中層域で起こる赤潮というのも、あるのだそうです。


 これだと、海水の表面は赤くはなりません。







 宇和島市吉田町の湾内は、ここ数年、夏になるとそうめんのつゆみたいな色に見えます。


 何となく、赤黒い感じ。


 これが、中層域の赤潮なんだと思います。



 赤潮は、海水中のプランクトンが異常に大量発生するもの。



 海水中の栄養素が多く、海水温が高くなってくると、起こります。




 海は美しくあってほしいですね。


 


 


 



 

犬歯まで

2014-07-17 14:19:51 | 負けてなるものか


 先日は、親知らずを、無事抜いてもらいました。



 その際、新たに虫歯も見つかっていたので、後日治療する予定にしていました。



 そんななか、今日、昼飯を食べているとき、虫歯の歯が一本、折れてしまいました。




 左上の、犬歯。



 左上の犬歯の周りは、私の一番弱いところ。このあたりはよく虫歯になって、何度も何度も治療しています。


 


 実は、親知らずが痛みだしたころから、このあたりも妙にうずいていたんです。


 しかし、このあたりはいつも、なぜか妙にうずくところなので、気にしなかったのでありました。


 そうしたら・・・



 昼飯の際、何やらごりっという音がしたので、石でも入っていたのかと口から異物を取りだしたら、なんと自分の歯。




 鏡で確認すると、犬歯が根元近くからぽっきり折れています。



 人間、40年もやっていると、あちこちガタが来ますね。これは、差し歯にする必要がありそう・・・。


 
 これが、歳をとる、ということなんだな。



 命あるものの、さだめ。


 いつか、土へと還るのだ。

高きびは穂が出た

2014-07-17 11:09:21 | 栽培の現場


 2月の末、種の交換会でもらった、高きびの種。


 播種してから、ぐんぐん成長し、もう、穂が出ました。



 今年は、梅雨が例年より長かったし、とにかく、日照時間が6月から7月にかけて、とても少なかったです。


 雨が多いと、病気が出やすいといわれるトマトですが、うちのミニトマトは、いつも以上に元気。実も収穫が始まっています。


 一方、今年のピーマンは、例年通り生育不良。昨年は奇跡的にたくさん収穫できたのに、今年は難しそう。



 


 さて、この時期、みかん栽培で一番重要な仕事が、ゴマダラカミキリの幼虫の駆除。



 6月から羽化した成虫が、交尾をして、メスが柑橘の根元に産卵。



 肉眼でも、産卵した個所は確認ができます。卵は見つけ次第、つぶします。



 卵が孵化して、幼虫が木の幹を食べ始めると、地面におがくずのような粉が散らばるので、幼虫がいることがわかるのです。


 その際、剪定ばさみの先などで、幼虫をほじくりだしては、つぶします。



 木の幹の奥の方まで入った幼虫は、ピアノ線を使って、引きずり出します。



 農薬に頼らないみかん栽培には、必須の作業です。放っておくと、みかんの木が枯れてしまうのです。


 (およそみかんの木が枯れる原因の9割は、このゴマダラカミキリによるものと思っています。)