ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

かえる

2014-07-21 11:25:22 | いきとしいけるもの


 オレ田ん2の、オタマジャクシ。


 本日、前足の出ている個体を、2匹ほど、確認。




 面白いのは、大きな個体より、ちいさな個体の方が、成長が、早いみたい。


 田んぼにいるオタマジャクシは、おそらく、1種類だと思われるので、このあたりは、今後注意して観察しようと思っています。




 さて、観察で思い出したことが。



 小学校の時の、理科の実験の時間。中学だったかな?




 グループに分かれて、水の沸騰するまでの温度変化と、時間を計測する、というもの。



 皆さんはやりましたか?



 アルコールランプ、または、ガスバーナーで、ビーカーの水を沸騰させます。



 沸騰するまでの、水の温度変化を、1分おきぐらいに計測して、記録する、という実験。



 経験ある方は知っていると思いますが、水を熱すると、60度ぐらいまでは、時間に比例して温度が高くなります。



 しかし、(おぼろげな記憶ですが)60度から80度のとある温度に達すると、水はいったん、温度を下げるのです!



 私は、グループの中で、温度計測を担当していました。


 順調に温度が上昇しているのに、ある時点で、温度が下がったのを、自分の目で確認しました。


 しかし、何も知らなかったこの時、これは何かの間違いではないかと思い、温度をごまかして、下がっていないように、偽装しました。



 なぜ、そうしたのでしょうね。『集団心理』が働いたのかもしれません。みんなでやっている実験ですから、足を引っ張らないようにとか、『空気を読まなければ』という思いが、偽装へと向かわせたとも言えます。



 実験が終わり、記録用紙を提出し終えた後、先生が、先の、水温が何故か一時的に下がる現象のことを、話してくれました。つまり、わたしはその真実を目撃しながらも、ウソのレポートを書いて、裏目に出てしまったことに気が付いたのです。




 世の中には、こういうことはたくさんあります。ある意味で、私はとても貴重な経験を、子供の頃にしたといえますね。


 

 オタマジャクシの観察は、研究ユニットでやってるわけではないので、だれの目も気にせず、のびのびやれています。