オレ田ん2の、オタマジャクシ。
本日、前足の出ている個体を、2匹ほど、確認。
面白いのは、大きな個体より、ちいさな個体の方が、成長が、早いみたい。
田んぼにいるオタマジャクシは、おそらく、1種類だと思われるので、このあたりは、今後注意して観察しようと思っています。
さて、観察で思い出したことが。
小学校の時の、理科の実験の時間。中学だったかな?
グループに分かれて、水の沸騰するまでの温度変化と、時間を計測する、というもの。
皆さんはやりましたか?
アルコールランプ、または、ガスバーナーで、ビーカーの水を沸騰させます。
沸騰するまでの、水の温度変化を、1分おきぐらいに計測して、記録する、という実験。
経験ある方は知っていると思いますが、水を熱すると、60度ぐらいまでは、時間に比例して温度が高くなります。
しかし、(おぼろげな記憶ですが)60度から80度のとある温度に達すると、水はいったん、温度を下げるのです!
私は、グループの中で、温度計測を担当していました。
順調に温度が上昇しているのに、ある時点で、温度が下がったのを、自分の目で確認しました。
しかし、何も知らなかったこの時、これは何かの間違いではないかと思い、温度をごまかして、下がっていないように、偽装しました。
なぜ、そうしたのでしょうね。『集団心理』が働いたのかもしれません。みんなでやっている実験ですから、足を引っ張らないようにとか、『空気を読まなければ』という思いが、偽装へと向かわせたとも言えます。
実験が終わり、記録用紙を提出し終えた後、先生が、先の、水温が何故か一時的に下がる現象のことを、話してくれました。つまり、わたしはその真実を目撃しながらも、ウソのレポートを書いて、裏目に出てしまったことに気が付いたのです。
世の中には、こういうことはたくさんあります。ある意味で、私はとても貴重な経験を、子供の頃にしたといえますね。
オタマジャクシの観察は、研究ユニットでやってるわけではないので、だれの目も気にせず、のびのびやれています。