ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

ひさびさ

2014-07-14 19:06:16 | ハマアルキ

 この骨を見て、ウミガメのものと分かる人は、そう多くはいるまい。




 今日、久々に、ウミガメの骨を拾いました。おそらく、去年打ち上げられたアカウミガメのものだと思います。


 死骸が打ちあがってから、1年ほどたっているので、骨も少し劣化している感じです。




 さて、これまで拾ったウミガメの骨のうち、状態のいいものを、徳島在住のハンドメイドアクセサリー作家さんに依頼して、ネックレス(ペンダント)にしてもらうよう、依頼しています。


 どんな仕上がりになるかな?楽しみじゃ!





しぜんをしぜんに

2014-07-14 11:08:39 | かんがえるあし

 小学生のころのおはなし。



 高学年になると、いわゆる林間学校と呼ばれるような行事があります。



 東京の小学生たちが、緑豊かなところへ行って、自然と触れ合う、というような類のもの。



 
 でも、自然と触れ合う時間は、意外と少なかったように思います。



 山を歩き、平原を歩き、美しい風景を見ることはできましたが、花を摘んだり、虫を追いかけたりという時間は、ありませんでした。



 当時の、『自然保護』の意識は、社会全体が、『自然に手を加えてはいけない』というような考え方に偏っていたのだと思います。


 尾瀬を歩いたことがある人はご存知かもしれませんが、木道では保護パトロール員が巡回していて、草花を摘むと、注意されます。


 また、虫取り網を持っていると、これもまた、注意されます。



 まあ、尾瀬のように、年間にものすごい人が訪れる観光地にもなると、自然保護のための規制をかけなければ、あっという間に、環境は破壊されてしまうでしょうが。


 それでも、子供たちが、自然に触れ合うことができないなんて、おかしな話です。



 大人たちが、子供たちに、『自然は大事なもの』という考えを、押し付けようとしても、子供は反発するか、無関心になるだけだと思います。

 むしろ、矛盾した社会の暗い闇を見て、大人への不信感を募らせるばかりだと思います。



 私が自然を好きになったのは、別に誰かから教わったわけでもなんでもありません。



 父方の祖父の家、月夜野の豊かな自然の中で生きてきた、父とその兄弟と、毎年のように川遊び、山遊びをしていただけです。


 子供たちそっちのけで、大人たちが夢中になって、アウトドアレジャー。



 まあ、これがいいのか悪いのかわからんけれど、おかげで私は、自然が大好きになりました。自然に、ね。