ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

今年のブドウは甘いはず!

2013-08-10 10:46:53 | かんがえるあし

 連日の猛暑ですが、いかがお過ごしですか?


 梅雨明けから、晴天続きで、そろそろ旬を迎えるブドウの生育が、よさそうです。


 ちなみに、うちでは栽培していません。



 お隣り町の、宇和町は、ブドウの産地としても、有名です。最近では、よく知らない新品種もたくさんあって、どれがどれやらわからなくなりますが、昔ながらの品種も、根強い人気のようで、道の駅などで売られているのを見ることができます。


 今年の気候からすれば、ブドウは当たり年ではないでしょうか。糖度も、ぐんぐん上がっていると思います。

 

 いつもお世話になっている、内子町の菜月自然農園さんでも、今年はブドウが豊作のようです。ブドウ狩りもできるそうですよ。

 なんといっても、完全無農薬のブドウなんて、なかなか食べることができないですからね。私も、都合をつけて、遊びに行こうかと思っています。ワインにも、してみたい…。


 今日もシエスタで、のんびりなお昼。しかし、午後からは草刈りを予定。頑張ります!!
 

enough

2013-08-08 09:52:50 | いきとしいけるもの



 写真は、イナホ。


 撮影は、スマホでは、ありません。


 唐突ですが、敬愛する豊田勇造さんの歌に、『それで十分』という曲があります。

 ノリがいいので、ライブの定番にもなっている曲です。大好きです。元気が出るので、私もよく歌います。





 

 勇造さんの歌には、『米』という曲もあります。これもまた、すごく好きな歌。



 
 さて、厳しい残暑に突入しています。今日も早めに仕事を切り上げて、家で長い昼休みです。

 庭ではオクラが絶好調。


 昨年より収穫量が増えているのは、晴天続きが影響していると思われます。

 日照時間が長いため、花芽分化が促進され、着花が多く、実付きがよくなったのだと思われます。(去年は雨が多かった)


 ときどきですが、農業経験のない、もしくは、浅い人から、『天気を言い訳にしちゃあだめだよ』なんてことを言われることがあり、驚いてしまいます。

 じゃあ、あなたは、花芽分化を促進させるために、日照時間を自在にコントロールできるのですか?と、問い返したいものです。


 作物の生育と、日照の関係に関しては、およそ小学校の理科程度の知識だと思っていますが、それを理解していない人が予想以上に多いことに、危機感を感じずにはいられません。


 理由として、日本の教育が、長い間、競争ばかり優先して、成績の良い子を評価し、そうでない子をないがしろにしてきたことがあげられると思います。

 そもそもテストってなんですか?

 習熟度を『試す』ものであったはず。結果、習熟していなかったら、再度、理解できるようにして、知識や知恵を身に着けさせるのが、本来の教育の目的であるはずです。


 それが、長いこと、おろそかにされてきた。

 
 そりゃ、国も滅ぶわな。

 
  3本の矢を製造しても、それを射る人の腕がわるけりゃあ、的にすら当たんないよ。



 夏休み期間中、子供たちには、野山を駆け回って、海や川で貴重な体験をしてほしい。それは必ず、大人になった時に役に立つから。


 ここでも、大人の役割は重要なのでした。
 
 

 





異例の注意喚起放送

2013-08-07 10:42:22 | 栽培の現場

 昨日から、地元農協が、異例の注意喚起放送を始めました。


『7月中旬以降、高温乾燥状態が続いていて、今後もしばらく続く見込み。柑橘の樹体管理に気を付けましょう』

 とのこと。


 確かに、今年の梅雨明け以降は、日照りが続いていて、直観でも、ヤバいと感じています。


 過去、09年、10年、11年は、わりと穏やかな気候でした。12年は、逆に、雨が多い年。

 私の経験の中では、大干ばつと言えば、07年。


 何しろ、12月に共同かん水をしてましたからね。真冬ですよ!!しかも、すでに早生ミカンの収穫が終わって、中生ミカンの収穫が始まっている時期。ちょっとありえないくらいの、日照りでした。


 戦後の、この地域での史上最悪の大干ばつ、と言えば、昭和40年代のある年のことを指すようです。

 さぞかし、苦しんだことと思われます。今でも、その時の辛さを語るお年寄りがたくさんいます。


 今年は、その干ばつに匹敵するのでは、という、不安の声も聞かれます。


 
 うちのみかんも、どうなることやら。


 
 庭の野菜たちは水やりを欠かさずしているので、絶好調です。ヤギたちは、ちょっとつらそう。(暑いのが苦手)



 

予備校は楽しい!!!

2013-08-06 18:26:51 | かんがえるあし

 予備校は、楽しいですよ。

 お勧めします。


 いつ行くか?

 まあ、気の向いた時にでも。



 予備校では、いろいろなことを教えてもらいました。


 私は、都立高校出身でしたので、高校の授業では教わらない類のもろもろのおはなし(特に雑談)が、めちゃくちゃおもしろかった。

 もちろん、役に立つこともいっぱい教わって、それは今でも、役に立っています。


 今日は英語のおはなしをしましょうか?


 
 英語と日本語の最大の違い、と言えば、皆さんは、語順、と答えるかもしれません。


 確かに、

  I want to eat an orange everyday.

を、英語の語順のまま、日本語に訳すと、

 わたし 欲する 食べること 一つのオレンジ 毎日。

 なんてことになりますね。


 上の例文ぐらい単純な文章ならともかく、関係代名詞とかになると、さらに複雑になってきます。


 たいていは、この語順の違いに、みな苦労すると思います。私もそうでした。


 しかしある時、英語講師の教えが、私の目の鱗を、きれいに落としてくれました。


 『英語は、空間の言語、である』


 この言葉で、私の英語学習へのアプローチが、劇的に変化しました。

  
 英語は、他者と、自分の空間の上に成り立つ表現なのです。

 それが理解できた時、英語への苦手意識が吹っ飛びました。


 いいことを教えてもらいました。今でも、海外からのWWOOFERさんたちと会話するのにたいへん役立っています。


 
  

  
 

 

アイスクリーム事件簿

2013-08-06 06:40:27 | かんがえるあし

 それははるかむかし、幼稚園に通っていたころのおはなし。


  ある日の午後、友達のNくんの家に行って、その兄弟たちと一緒に遊んでいた時のこと。


 「アイスがあるから、みんなでたべようぜ!」

 友達のN君くんが、冷凍庫から持ってきたのは、一つの小さなカップアイス。


 Nくん3兄弟と、私で、一つのスプーンで回し食べ。


 当時の日本はまだ決してこぎれいではありませんでした。子供たちだって、青っ洟垂らしているのも、普通。

 
 正直、清潔感のないアイスの回し食べは、ありがたいものではありませんでした。無理に『食べろよ』と勧められると、断れない性格は、あのころからのようです。


 まあ、そこまでは、許せる範囲。


 ただし、そのあとのNくんの言葉は、私を不愉快にしました。


 Nくん「オレって優しいだろ?」


 「!!!?」


 アイスを食べさせられた挙句、優しさまで押し付けられてしまいました。そして私はその後、まだ残っていたアイスには、一切手を出しませんでした。


 Nくんとは、小学校に上がると、同じクラスになり、そこでもよくケンカをしていましたね。


 今でも深く記憶している事件があります。いずれ記事にするかもしれません。おたのしみに。



 さて、世の中には、Nくんみたいに、優しさを押し付ける人はたくさんいます。


 でも、当時のNくんには、悪意はまるでなかったと思います。


 子供は無邪気ですからね。


 子供時代だから、今なら笑ってすまされるおはなし、でした。