英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

栗吉がいた!!!けれど・・・

2014-05-19 | ネコ話(動物)
夕方、ダメ元で置いている、置き餌の様子をみに、裏の塀の上をのぞいた。
餌はなくなっている。
食べてるな・・・

食べたのが栗吉だったらどんなにいいだろう。

そう思いながら、餌を少しずつ、うちの庭のほうに誘導するように置いて、家に入る前に、もう一度振り返った。
黄色いネコが、塀の上で、早速餌を食べている!

くり?

首輪が見えない。

くり?

にゃん!

鈴の音も聞こえない。

くり?

にゃん!


くりだ!!


けれど、何かヘンだ。

左の前足になにかがひっかかっている。

あれ?

右側だけ首輪が見えている。

ああ

首輪が、首から左前足にかけて、ひっかかっているんだ!!

あんなにきつい首輪が斜めに体にひっかかっているんだ!!

栗吉はちょっとびっこをひいているけれど、動きはまだ敏捷だ。
けれど、かなり怯えている。


栗!とったげるから、こっちにおいで!

にゃん


栗吉は、塀の向こうへ下りてしまった。

なぜ!?

けれど、お腹が減っているのか、餌を投げると、一生懸命食べている。
塀の向こう側は、お寺の倉庫になっていて、こちらとは高低差があり、飛び降りるには、かなり高さがある。

ままよ!と塀をよじ上って、飛び降りだ。(ずり落ちた。)

栗吉は怯えてしまって、じりじりと、お寺の床下に入ってしまった。

私も四つん這いになって後を追ったのだけれど、中は真っ暗だ。

しばらく声をかけていたけれど、何の反応もなくなった。

これ以上深追いすると、もっと恐がらせてしまう。

一旦、塀の上に戻ろう。

その辺の箱やブロックの助けを借りて、なんとか塀の上に戻った。

しばらく、声をかけていると、栗吉が床下から出てきた。

あんあんと鳴きながら、どうしたことか、反対方向へ行ってしまう。

そちらはもう、人間の入れるスペースは全くないけれど、小動物が通れるくらいの、外側には通じるルートはある。

足が痛むだろう。
首も、肩も痛むだろう。
じわじわと締め付けられているだろう。

痛みと恐怖で、分からなくなっているのか。

私では助けられないの?

けれど、ずっと一緒に暮らしてきたネコだから、本当に辛くなったら、必ず戻ってくると信じている。
餌もちゃんと食べにきていたのだから。

夫と二人で手分けして、声をかけ続ける。
餌と水を用意して、待っている。

きっとその首輪を外してあげるから。
恐がらないで、怯えないで、ちゃんと私たちを見分けて!

どなたか、いいお知恵を貸して下さい。
コメント (8)
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