宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 二段目の下部にスラスター(高度や軌道などを修正するための小型ロケットエンジン)を取り付けました。説明書には roll thruster とありましたから、ロケット本体の回転を制御するものでしょう。
 
 打ち上げられたロケットが回転してしまったら、軌道を定めることができないから、スラスターで回転を制御する。ふむ。アポロのサターンVの場合は、エンジンノズルそのものを動かして姿勢制御するから、付いていないのかなあ(三段目にはスラスターらしきものが付いていますが、これは多分宇宙に出てから使うのだろうと勝手に想像)。

 で、はたと思いついたのは、N1同様に固定されたノズルのR-7(ヴォストークを打ち上げたもの)にもスラスターがあったはずでは?という疑問です。

 私のHPでご紹介しているヴォストークの写真を見て頂けると分かるのですが、四つの一段目ロケットの上部に付いている部品、私は発射台に固定するためのものだと思っていたのですが、改めて資料写真を見ると、二段目の真ん中辺りで固定されているようです。ああ、私が単なる固定具と思っていた、これがスラスターだったのですね、多分。

 所詮、数十年前の人類の夢を追体験するだけかもしれませんが、模型で再現する中でこそ、味わえるものもある、ということで。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 N1ロケット二段目のノズルに着手しました。今度はたったの8個です。一段目、30個に比べたら楽なもの……はあ。

 ともあれ、一段目で学んだことを活かします。まず、同じパーツは一気に切り出すこと。手が慣れてきて作業が早く進みます。

 問題は切り出したパーツの管理。A4でプリントアウトしたパーツは封筒で保管していますが、その中に細かいパーツを入れると、出すのに苦労するし、紛失のおそれもあります。

 そこで、プラスティックの容器を購入しました。ペーパークラフト用の工具入れと同じサイズで、今度は仕切りが自由にかえられるものです。これなら片づけやすいし、紛失の心配もないでしょう。

 これで勢いをつけて、今週末には二段目完成!といきたいのですが、写真右のトラスが待ちかまえております。まず、張り合わせて乾燥させなくちゃ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 さすがに作業ペースが落ちてしまいました。とはいえ、二段目の下部に着手。

 当然のことながら、一段目より直径が小さいので、一枚のパーツを切り出して丸めればOKです。一段目は同じようなパーツを二枚切り出して貼り合わせねばならなかったので、作業量は半分と。

 燃料ラインも二つ取り付けました。まあ、焦らず楽しみながら作るつもりです。

 で、今日から突然、ブログの記事投稿の際、「ジャンル」という項目が必須で記入となりましたが、私のこのブログは何に属するのでしょうか?取りあえず、「趣味・手芸」にしましたが、何か違うような……。単純に、「模型」というジャンルを設けて頂けるとありがたいのですがね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 二段目の作業も進んでおります。ドーム状の燃料タンク上部を完成させたので、仮に取り付けてみました。この周囲に一段目同様、トラスが付くわけです。

 一段目でも厄介だった燃料ラインが今度は8本。今度の方が形状が単純なので、切り出しは早く進みそうです。

 ネットで、ソ連のロケット打ち上げシーンを集めたビデオが海外で発売されているという情報を得たので、注文しようかなあと思っていますが、英語でメールのやりとりをせねばならないとの事で、少し躊躇。でも欲しいです……。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 N1ロケットの一段目が完成しました。

 工作は面倒でしたが、トラスと安定板のステーが良い味をだしていると思います。8月末に着手したものの、二ヶ月間放置、11月に製作を再開してここまできました。

 展示台の三つの三角錐の頂点にロケットを置くことになりますが、紙の強度だけでは不安だったので、透明のアクリル板で少し補強してあります。この上に、まだ二段目、三段目をのせなければなりませんからね。

 一段目の別なアングルでの写真を、ホームページで紹介する予定ですから、また見てくださいませ。さあ、次は二段目です!

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




 トラスの切り出しが完了したので、さっそく一段目に取り付けました。
 
 いかがなものでしょうか。「多ければ、文句有るまい!」と言いたげな30連ノズル(11月30日の写真をご参照ください)に対して、トラスの繊細で華奢なこと!このアンバランスさがN1ロケットの魅力だと、私は思っております。

 あとは安定板を取り付けるだけ!明日は一段目の完成写真をご紹介できそうです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 トラスの切り出しと並行して、N1ロケット二段目の製作を進めました。一段目と要領は同じだから順調です。また、一段目の反省を作業に生かせる点もありました。

 例えば、胴体側面に燃料ラインを取り付けるためのスリット、一段目の時は面倒で切り込みを入れただけにしたら、取り付けにずいぶん苦労しました。そこで、今回はきちんと0.5×7mmの四角形を計32箇所切り出しました。……トラスの切り出しの方がマシな気が。

 一段目の燃料ラインも全て取り付けました。後はトラスと安定板だけです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 トラスの切り抜きは10カ所もやると嫌になってきます。気分転換のため、二段目に着手しました。

 N1のペーパークラフトはパーツも説明書も上段と下段の二つに分けてあります。そして、上段の説明書には、「もし、あなたがまだ第一段目を組み立てていないなら、そうすることを強く勧めます。」とありました。

 なるほど、組み立て方で共通するところは、上段の説明書では若干省略してあります。下段よりも細かいパーツが多くなるので、手が慣れてからの方が効率的でもありましょう。

 なにより、細かな上段をくみ上げてから、一段目の30連ノズルの単純作業をするとしたら苦痛でしょうからねえ。

 ともあれ、一段目より細身な二段目の胴体に、細かな丸や三角のパーツを貼り付けるところから作業は始まります。3ヶ月前に同じ作業をしたのを、懐かしく思い出しました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 N1ロケット一段目、次なる難関のトラス(三角形を基調とした骨組み構造)です。一段目と二段目の接続に用います。二枚の紙を貼り合わせ、三角形を切り抜いていきます。その数、約100カ所!始めたものの、ここまでやって力尽きました。

 おまけに本体側面の下部に付く、スタビライザー(安定装置?)なる部品も、支柱を切り抜かねばなりません。

 クラフトナイフの刃を惜しむと、このように切り口がガサガサになりますから、皆さんもご注意を。

 こういう作業の時こそ、BGVで気分を高揚させねば。写真のDVDが、以前ご紹介した「THE RED STUFF」です。題名もパッケージのデザインも不安をあおりますが、当時のコスモノート(宇宙飛行士)や家族の談話、訓練や打ち上げ等の貴重な映像が豊富で素晴らしい内容です。アマゾンで入手できますから、皆さんもどうぞ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 N1ロケット最初の難関である30連エンジン部分、完成です。とにかく、同じ部品は一気に切り出し、一気に接着、これが一番効率的ですね。

 2ヶ月以上作りかけで放置してあったのを、ちょうど一ヶ月前に始めた、このブログをきっかけに11月19日に作業再開、2週間足らずでここまできました。大げさですが、感無量です。 

一段目最下部の直径は資料によると約17mだそうです。今調べたらアポロのサターンVは約10m。高さはN1が約105m、サターンVが約110mでした。

 私のホームページでご紹介している、サターンVのペーパークラフトは1/96だから、N1とはスケール違いです。N1完成が完成したら、同スケールのサターンVを作って並べてみたいなあ……。いやいや、まずN1を完成してからですね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »