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60年代ポップス変遷史 1962年1月

2015-01-03 12:20:29 | 60年代ポップス変遷史

年明けとともに、60年代ポップス変遷史もちょうど年が明けました。

1962年1月にはこんな曲が流行していました。

悲しき片想い ヘレン・シャピロ
夢のデイト コニー・フランシス
悲しき街角 デル・シャノン
コーヒー・ルンバ ウーゴ・ブランコ楽団
峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
落日のシャイアン アル・カイオラ楽団
悲しき足音 スティーヴ・ローレンス
恋の一番列車 ニール・セダカ
漕げよマイケル ハイウェイメン
夜霧のニューヨーク フェランテとタイシャ―
子供じゃないの ヘレン・シャピロ
いとしのクレメンタイン ブラウンズ
月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団


コニー・フランシスの『夢のデイト』を追い上げたヘレン・シャピロの『悲しき片想い』が
同点で今月の1位となりました。また年明けとともに新曲も多く現れました。
ニール・セダカの『恋の一番列車』、ヘレン・シャピロの『子供じゃないの』が快調に滑り出し、
映画音楽から『夜霧のニューヨーク』、『いとしのクレメンタイン』の2曲がベストテン入りです。
『いとしのクレメンタイン』は映画『荒野の決闘』のリヴァイヴァルとしての登場でしたが、
『夜霧のニューヨーク』は映画『ウエスト・サイド物語』が、まだ映画が封切されていなかったため、
当初は映画音楽だという認識はありませんでした。映画が順次封切られる春頃からサントラ盤の
『トゥナイト』へとバトンが渡っていきます。

↓はフェランテとタイシャ―のピアノ連弾による『夜霧のニューヨーク』 YOUTUBEより


ベストテン入りはしませんでしたが、ヘンリー・マンシーニ楽団の『ムーンリヴァー』、リンダ・スコットの
星に語れば』、ボビー・ライデルの『星空の花売娘』などもこの頃のヒット曲でした。
『星空の花売娘』は映画音楽史の『街の灯』でも触れましたように主題歌『花売り娘』のアレンジです。

↓はボビー・ライデルの『星空の花売娘』 YOUTUBEより