『ロバータ』 Roberta (米) 1935年制作
監督 ウィリアム・サイター
音楽 マックス・スタイナー
主演 ステファニー … アイリン・ダン
ハック … フレッド・アステア
シャーウェンカ … ジンジャー・ロジャース
ジョン … ランドルフ・スコット
主題歌 『煙が目にしみる』 ( Smoke Gets In Your Eyes ) 唄・アイリン・ダン
パリの衣裳店「ロバータ」を舞台にしたアステア&ロジャースのコンビによるステージ・ショット・ミュージカル作品。
ジャズ・バンドのリーダーであるハックは友人のジョンと共にパリへ演奏旅行に出かけた。そのジョンはパリで衣裳店を経営している
伯母の店を訪れてそこの主任であるステファニーに心を奪われる。一方、ハックは「ロバータ」でダンサーのシャーウェンカと出会い、
二人でコンビを組んだダンスがパリで大評判となった。ところがジョンの以前の婚約者のソフィーが現れたり、「ロバータ」の店主が
急死したりでひと騒動が起きたが、ハックとシャーウェンカ、ジョンとステファニーはそれぞれ結ばれる。
主題歌の『煙が目にしみる』はオットー・ハーバック作詞、ジェローム・カーン作曲によるもので、ポップスの永遠のスタンダード
と称される名曲です。映画ではアイリン・ダンがパーティーの席で唄い、またバンド演奏に乗ってアステア&ロジャースのコンビ
が踊るシーンなどで使われていました。
They asked me how I knew
My true love was true
I of course replied
"Something here inside
Cannot be denied"
↓はアイリン・ダンの『煙が目にしみる』 YOUTUBEより
↓はアステア&ロジャースのダンス・シーンにおける『煙が目にしみる』 YOUTUBEより
しかしながら、我々世代としては『煙が目にしみる』といえば何と言ってもプラターズです。
1958年にリリースされたレコードは空前のミリオンヒットとなりました。
↓はプラターズの『煙が目にしみる』 YOUTUBEより