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映画音楽史(329) 『有頂天時代』 1936年公開

2015-01-06 11:37:47 | 映画音楽



『有頂天時代』  Swing Time (米) 1936年制作
監督 ジョージ・スティーヴンス
音楽 ナザニエル・シルクレット
主演 ラッキー … フレッド・アステア
    ペニー … ジンジャー・ロジャース
    ポップ … ヴィクター・ムーア
    マーガレット … ベティ・ファーネス
主題歌 『今宵の君は』 ( The Way You Look Tonight ) 唄・フレッド・アステア

アステア&ロジャースのコンビによる主演六作目で、ダンサーの出世物語をコメディタッチで描いたミュージカル作品。
ラッキーはホップ一座の人気ダンサーであったが、賭博好きが興じて自らの不始末で婚約者のマーガレットの父親の怒りを買い、
ひとりニューヨークに出て来た。ラッキーは素人のそぶりでダンス学校に通い、そこでダンス教師のベニーと出会う。ダンス学校の
校長ゴードンは二人のダンスに圧倒され、早速ニューヨークのナイト・クラブに出演させようとしたが、ラッキーは校長から預かって
いた燕尾服の代金を賭博で全部スッてしまった。このために出演も延期されてしまい失望したベニーはあきらめてバンドリーダーの
ロメロと婚約してしまう。しかし、ラッキーの策略でその結婚は阻止され、ラッキーとベニーの舞台も成功し晴れて二人は結ばれる。

美しいメロディ・ラインの主題歌の『今宵の君は』はドロシー・フィールズ作詞、ジェローム・カーン作曲によるものです。
映画ではアステアがロジャースに愛を打ち明けるシーンで唄われていました。しかし、この曲はどちらかと言えばムード音楽
としても有名で、101ストリングスなど数多くのインストゥルメンタルで親しまれています。

Some day, when I'm awfully low
And the world is cold
I will feel a glow just thinking of you
And the way you look tonight

↓はフレッド・アステアの『今宵の君は』 YOUTUBEより



↓は101ストリングスの『今宵の君は』 YOUTUBEより