港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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1965年 『ドンナ・ドンナ』 ジョーン・バエズ

2015-08-17 14:54:40 | 続・60年代ポップス変遷史

”Donna Donna” Joan Baez



このもの悲しい曲は、アーロン・ツァイトリン作詞、ショロム・セクンダ作曲 (いずれもユダヤ人) による1940年に
ニューヨークで公開されたミュージカル『エスターケ』の劇中歌が原曲となっているようです。
原曲の歌詞では、ロープで繋がれて市場に売られる仔牛と、自由に笑いながら空を飛ぶツバメという対比の中に
祖国もなく放浪する救われないユダヤ人の運命が暗示され、やがて訪れる第二次大戦のナチスのユダヤ人迫害
をも予告しているかのようにも思えます。
1960年当初のフォーク・ブームにおいてジョーン・バエズが初のアルバム「ジョーン・バエズ」で取り上げたことで
フォーク・ソングの名曲として広く世間に知れわたることになりました。
日本では1965年頃から静かにヒットし始めています。

On a wagon bound for market
There's a calf with a mournful eye.
High above him there's a swallow
Winging swiftly through the sky.

↓はジョーン・バエズの『ドンナ・ドンナ』 YOUTUBEより


『ドナ・ドナ』『ドナ・ドナ・ドーナ』などという邦題もありますがジョーン・バエズのレコードは『ドンナ・ドンナ』でリリース
されています。ちなみに、B面は既に紹介済みの『朝日のあたる家』でした。