港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

1965年 『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』 アストラッド・ジルベルト

2015-08-20 09:54:03 | 続・60年代ポップス変遷史

”Fly Me To The Moon” Astrud Gilberto



『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』についてはこのブログの2015年7月19日付の
”1964年 『月へ飛ぶ思い』と『想い出のタンゴ』 ブレンダ・リー”において、
すでに紹介させていただいていますので省略します。
http://blog.goo.ne.jp/chochi4510/e/c00abcc3580cb02c3b46ab9d08eefccd

ジルベルトの唄はボサノヴァのリズムに乗って肩に力の入らないリラックスした歌唱ですね。

Fly me to the moon
and let me play among the stars.
Let me see what spring
is like on Jupiter and Mars.
In other words, hold my hand!
In other words, daring kiss me!

↓はアストラッド・ジルベルトの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(英語盤) YOUTUBEより


また、彼女のイタリア語のLPアルバムにおいてもこの曲が収録されています。
Canta in Italiano ”Portami con te” Astrud Gilberto

↓はアストラッド・ジルベルトの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(イタリア語盤) YOUTUBEより

(個人的には最初に耳にしたこちらの方が好みです)


しかし、ボサノヴァの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』といえば何と言っても本家本元のジョー・ハーネルでしょう。

↓はジョー・ハーネル楽団の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』 YOUTUBEより



実は、このページにちょっとしたイタズラをしたのですが、お気づきになられたでしょうか?

冒頭に掲げた画像ですが、これはアストラッド・ジルベルトではありません。
画像の主は『蜜の味』『ドクトル・ジバゴ』などで有名なイギリスの女優、リタ・トウシンハムでした。
画像
(左がアストラッド・ジルベルト、右がリタ・トウシンハム)
ホント、よく似ていますね。