”En Blues Jeans Et Blouson D'Cuir ” Salvatore Adamo
『サン・トワ・マミー』で一躍デビューを果たしたといわれるアダモですが、実は『サン・トワ・マミー』よりも前の
1964年3月に『ブルージーンと皮ジャンパー』がリリースされていて実質的にはこちらが日本デビューでした。
発売当初は知名度もなく、性別不詳な歌声に日本での反応は芳しくなく、この曲が認知されるのにかなりの
時間を要することになります。
ブルージーンと皮ジャンパーといえば不良少年の典型的なファッション ( 『理由なき反抗』のジェームズ・ディーン)
だったので、私自身もそんな装いを推奨している楽曲だと早合点して敬遠していました。
その後、敬意を払っていた先輩の「この曲もいい歌ね」という言葉に、早速レコードを買い求め、フランス語の
辞書を片手に自分なりに歌詞を訳してみて、不良少年の風貌を諌める内容であるのを知ることになりました。
En blue jeans et blouson d'cuir
Tu vas rejoindre les copains
Si tu n'vois pas qu'est c'qu'ils vont dire
Quand tu les verras demain
En blue jeans et blouson d'cuir
Tu te crois en liberte
On ne pourrait te contredire
Ca blesserait ta dignite
↓はサルヴァトーレ・アダモの『ブルージーンと皮ジャンパー』 YOUTUBEより
”Tu n'es pas mauvais garcon…” の言葉の響きがいいですね