”El Cóndor Pasa” Simon & Garfunkel
原曲はペルーの民族音楽家ダニエル・アロミアス・ロブレスが1900年初頭に書いた「サルスエラ」の中の挿入歌で
ですが、アンデスのフォルクローレの代表的な楽曲となり、1963年にはロス・インカスがレコードをリリースしています。
この曲にポール・サイモンが英詞を付け、ロス・インカスの演奏に二人の歌をダビングして作られたものです。
しかしながら、何を暗示したのかわかりませんが「カタツムリになるぐらいなら、それを食べる雀になりたい。」という
不気味な歌詞には何らかの深い意味でもあるでしょうか…
日本では1970年の夏にヒットしています。
I'd rather be a sparrow than a snail
Yes I would, if I could, I surely would
Away, I'd rather sail away
Like a swan that's here and gone
A man gets tied up to the ground
He gives the world it's saddest sound
It's saddest sound
↓はサイモンとガーファンクルの『コンドルは飛んでゆく』 YOUTUBEより
私としては、この曲に彼等の唄は不必要で、ロス・インカスの演奏で聞くべきだと思っています。
いくら飛ぶ鳥を落とす勢いであったサイモンとガーファンクルであっても、名演奏を汚してはなりません。
”El Cóndor Pasa” Los Incas
↓はロス・インカスの『コンドルは飛んでゆく』 YOUTUBEより