”Concerto pour une voix” Saint-Preux et Danielle Licari
ダニエル・リカーリがサン・プルウ楽団をバックにスキャットで歌った名曲です。
映画『シェルブールの雨傘』でカトリーヌ・ドヌーヴの吹き替えをして一躍名をあげたダニエル・リカーリは
前出のポール・モーリアの『エーゲ海の真珠』やレイモン・ルフェーヴル楽団の日本公演にも参加して
一躍スキャットの女王としての不動の地位を築き上げました。
この曲はそのリカーリの声域に合わせてサン・プルーが作曲したヴォーカリーズ・ナンバーです。
サン・プルーは若手のクラシック・ピアニストで、原題の「一つの声のための協奏曲」からも図り知れますように
クラシカルな楽曲に仕上げています。
日本では1970年7月から11月にかけてのヒットとなりました。
↓はサン・プルウ楽団とダニエル・リカーリの『二人の天使』 YOUTUBEより