”Bumble Boogie” Freddie Martyn And His Orchestra
フレディ・マーチン楽団の『バンブル・ブギ』は、第二次大戦後に日本ビクター・レコードがその洋楽のレーベルである
【S盤】として発売した記念すべき第一号です。(この輸入により後の【S盤アワー】が誕生することになります)
原曲はロシアのリムスキー・コルサコフのオペラ『サルタン皇帝』の第3幕で使われる『くまんばち(熊蜂)の飛行』
(英題=Flight of the Bumblebee)です。
演奏しているフレディ・マーチン楽団は、甘いタッチのホテルダンス・バンドとして1932年に結成され、一流ホテルを
舞台にして活躍を続け、1936年にRCAと専属契約を交わしてレコードのリリースを開始しています。
フレディ・マーチンはこの難曲をブギウギ(boogie-woogie)のスタイルでスィング・ジャズとして見事にアレンジしています。
↓はフレディ・マーチン楽団の『バンブル・ブギ』 YOUTUBEより
ジャック・フィナのピアノが素晴らしいですね。
また『くまん蜂の飛行』といえば、アンドレ・コスティラネッツ楽団のわずか1分程の名演が有名ですね。
↓はアンドレ・コスティネッツ楽団の『くまん蜂の飛行』 YOUTUBEより