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荒城の月

2016-03-28 14:31:24 | 唱歌・童謡・日本のうた

荒城の月

土井晩翠 作詞
滝廉太郎 作曲

春高楼の 花の宴
巡る盃 影さして
千代の松が枝 分け出でし
昔の光 今いずこ

YOUTUBEより


明治34年に中学校唱歌の懸賞作品として作曲され、歌詞は東京音楽学校が土井晩翠に依頼した唱歌です。
当時は外国曲に日本語詩をつけたものが主で、日本独特の唱歌を作ろうという企画によって生れた曲です。
土井晩翠は故郷の青葉城や会津若松の鶴ヶ城を構想し、滝廉太郎は大分県竹田市の岡城址や富山市の
富山城をイメージしたことから、それぞれの四か所に歌碑が建立されています。
また、原曲では「はるこうろうのはなのえん」の「え」の部分に♯がついています。現在ではその#が取れて
半音低く歌われています。そのほうがメロディーとして自然だと思われたのでしょうか。