”One Way Ticket” Neil Sedaka
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私が60年代ポップスの黄金期の到来と位置付ける1960年、その年明けに『恋の片道切符』が登場しました。
作詞・作曲はハンク・ハンター とジャック・ケラーの共同によるもので、当初は日本でも『おゝ!キャロル』のB面だった
のですが、『恋の片道切符』が爆発的な人気となったため急拠AB面を逆にしてリリースされました。
この曲は元々『おゝ!キャロル』のカップリングの穴埋め策として作られた楽曲で本国のアメリカでは殆ど話題にもならない
程度だったので、当然全米のヒット・チャートには影も形もありません。
また、この曲の歌詞には 出だしの Choo choo train から始まって Bye Bye Love、Lonely Teardrop、Lonesome Town、
Heartbreak Hotel、A Fool Such As I など『恋の片道切符』の歌詞全体が全米ヒット曲の題名や歌詞などををつなぎ
合わせたパロディ的なものだっので仕方がありません。
しかしながら、日本ではちょっと哀愁をにじませたメロディー・ラインが受け入れられて、【今週のベスト・テン】でも
1960年1月から5月にかけててランクインしています。勿論最高位はベスト・ワンでした。
Choo choo train a-chuggin' down the track
Gatta travel on,never comin' back woo ooo
Got a one way ticket to the blues
Bye bye love my baby's leavin' me
Now lonely teardrops all that I can see woo ooo
Got a one way ticket to the blues
↓はニール・セダカの『恋の片道切符』 YOUTUBEより