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『恋の日記』 ニール・セダカ

2016-09-25 15:24:21 | 名曲セレクション

パット・ブーンに次いで【一姫四天王】として60年代前半のポップス黄金期を支えた代表格ニール・セダカです。

”The Diary” Neil Sedaka



1958年に作詞ハワード・グリーンフィールドと作曲ニール・セダカのロッカ・バラードで、当初はジ・インペリアルズのために
作られたものでしたが、ジ・インペリアルズの出来の悪さに納得がいかなかったニールが自らレコーディングしたものです。
ニール・セダカは学生時代の仲間とトーケンズを結成していましたが、脱退後には作曲家としてコニー・フランシスに
『間抜けなキューピッド』を提供するなどで脚光を浴びていました。偶然にもめぐって来た自作の『恋の日記』がRCAから
リリースされてソロ・シンガーとして登場し、全米9位の大ヒットとなり鮮烈なデビューを果たすことになります。
日本でも【今週のベスト・テン】においては1959年3月に登場し11月までベストテンにランクされる大ヒットとなりました。

How I'd like to look 
into that little book,
the one that has the lock and key,
and know the boy that you care for,
the boy who's in your diary.

↓はニール・セダカの『恋の日記』  YOUTUBEより



ご参考までに
トーケンズの『ライオンは寝ている』は1961年5月にRCAで録音されたもので、この時点ではニール・セダカは既に
トーケンズを脱退しています。ニール・セダカは『ライオンは寝ている』のトーケンズメンバーではありません。


『嘘は罪』ほか パット・ブーン

2016-09-24 14:45:37 | 名曲セレクション

パット・ブーンにつきましては、このたびにおきまして
『アイル・ビ・ホーム』『砂に書いたラブレター』『涙のムーディリバー』『悲しき女学生』『スピーディ・ゴンザレス』
『悲しきカンガルー』を紹介してまいりました。
また、『アナスターシャ』『四月の恋』『栄光への脱出』『真珠貝の唄』につきましては当ブログの映画音楽史にて
既に紹介済みです。
他にも『想い出のセーラー服』『ジョニーの真心』『追憶の面影』『夢であいましょう』など目立たない楽曲もありましたが
パット・ブーンの締めくくりとしてカヴァー曲ですが『嘘は罪』『慕情』『ホワイト・クリスマス』を貼ることにいたします。

『嘘は罪』 パット・ブーン

”It's A Sin To Tell A Lie” Pat Boone



1936年にビリー・メイヒューが作詞・作曲し、パテイ・ペイジが唄ったヒット曲です。
パテイ・ペイジの『嘘は罪』は当ブログにて既に紹介済みです。
 
↓はパット・ブーンの『嘘は罪』  YOUTUBEより



『慕情』 パット・ブーン

”Love Is a Many Splendored Thing” Pat Boone

1955年にサミー・フェインが作曲、ポール・フランシス・ウェブスターが作詞した同名の映画の主題歌です。
映画『慕情』は当ブログにて既に紹介済みです。
 
↓はパット・ブーンの『慕情』  YOUTUBEより



『ホワイト・クリスマス』 パット・ブーン

”White Christmas” Pat Boone

アーヴィング・バーリンの作詞・作曲したクリスマス・ソングで、1942年の映画『スイング・ホテル』及び1954年の映画
『ホワイト・クリスマス』でいずれもビング・クロスビーが唄っています。
映画『ホワイト・クリスマス』は当ブログにて既に紹介済みです。
 
↓はパット・ブーンの『ホワイト・クリスマス』  YOUTUBEより


数あるパット・ブーンの名曲の中でも個人的には何故か『ホワイト・クリスマス』が一番好きです。


『悲しきカンガルー』 パット・ブーン

2016-09-23 15:05:03 | 名曲セレクション

”Tie Me Kangaroos Down, Sport” Pat Boone



原曲は1961年にオーストラリア生まれのマルチ・タレントであるロルフ・ハリスが作詞・作曲したブラックユーモア的に
モテない男の悲しさを唄ったコミックソングです。ロルフ・ハリス自身がレコーディングしたこの曲は1961年に自国の
オーストラリアで火が付き、1963年には全米3位の大ヒットになっています。
原題の”Tie Me Kangaroos Down, Sport”は「君、俺のカンガルーをつなぎとめてくれ」という意味で、軽快でコミカルな
歌ではありますが、原詩には人種差別や動物虐待と受け取られる部分があるようです。
これを1963年にパット・ブーンがカヴァー、アメリカでは全く売れなかったようですが、日本ではロルフ・ハリスよりも
パット・ブーンでヒット、【今週のベスト・テン】では1963年8月から11月にかけてランクイン(最高3位)していました。

Some where out of the plains
Northwest of Adaraid
There's an old Australian stockman lying, dying.
And be gets himself up on one elbow
And be turns to his mates, All gathered around him
and be says:
Watch me wallabies feet, mate
Watch me wallabies feet,
They're a dangerous breed, mate
So watch me wallabies feed

↓はパット・ブーンの『悲しきカンガルー』  YOUTUBEより



本来ならば英・豪で数々の栄誉を受けたロルフ・ハリスの動画も貼るべきなのですが、ご本人は悲しい事件を起こして
現在も服役中とのことなので差し控えます。


『スピーディー・ゴンザレス』 パット・ブーン

2016-09-22 14:23:20 | 名曲セレクション

”Speedy Gonzales” Pat Boone



この楽曲は1961年にバディ・レイ、ディヴッド・ヒル、エセル・リーの三人による作詞・作曲となっていて、初版はなんと
フランスのシャンソン歌手ダリダでした。
タイトルとなっているゴンザレスとはメキシコに住むアニメの主人公であるネズミのことで、パット・ブーンはその吹き替え
声優のメル・ブランクを意識してレコーディングしたといわれています。コミカルな仕上がりはそのせいなのかもしれません。
全米では6位、【今週のベスト・テン】では1962年9月から12月にかけてランクイン(最高5位)のロング・ヒットでした。

It was a moonlit night in old Mexico.
I walked alone between some old adobe haciendas.
Suddenly, I heard the plaintive cry of a young Mexican girl.
(La-la-la, la-la-la)
You better come home, Speedy Gonzales
Away from tannery row
Stop alla your a-drinkin'
With that floozie named Flo
Come on home to your adobe
And slap some mud on the wall
The roof is leakin' like a strainer
There's loadsa roaches in the hall

↓はパット・ブーンの『スピーディー・ゴンザレス』  YOUTUBEより



この機会にダリダの『スピーディー・ゴンザレス』も貼っておきます。

”Le Petit Gonzales” Dalida

↓はダリダの『スピーディー・ゴンザレス』  YOUTUBEより



『悲しき女学生』 パット・ブーン

2016-09-21 13:33:17 | 名曲セレクション

”Blue Bobby Soxs” Pat Boone



この楽曲は1962年にアンソニー・ファルコとハル・ダヴィッドの共同での作詞・作曲となっています。
『涙のムーディリバー』に次いで日本におけるパット・ブーンの復活第三弾となったわけですが、日本人好みの
邦題『悲しき女学生』というネーミングも手伝ってのヒットとなりました。
【今週のベスト・テン】では1962年4月に登場し6月末までベストテンにランクイン(最高7位)しています。

Blue bobby socks
You're blue because you're lonely
Blue bobby socks
you're lost your oen and only
He used to walk you home from school
And now you walk alone
He gave his heart to someone else
Gone is all the love you've known. known
Blue bobby socks

↓はパット・ブーンの『悲しき女学生』  YOUTUBEより