港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『グラナダ』 パーシー・フェイス楽団

2016-11-25 13:22:51 | 名曲セレクション

”Granada” Percy Faith & His Orchestra



メキシコのアグスティン・ララが作詞・作曲したラテン・ミュージックの名曲です。
タイトルのグラナダはスペインの古い都で、この曲には『スペイン幻想曲』という副題がついています。
作曲者のララは一度もスペインを訪れたことはないのですが、いかにもスペインらしい情緒豊かな楽曲です。
1932年にはドロシー・ドッドによって英詩がつけられており、フランキー・レインなどもレコーディングしています。

↓はパーシー・フェイス楽団の『グラナダ』 YOUTUBEより




ついでにスタンリー・ブラック楽団の名演も貼っておきます。

”Granada” Stanley Black and His Orchestra

↓はスタンリー・ブラック楽団の『グラナダ』 YOUTUBEより


『モリー・ダーリン』 エデイ・アーノルド

2016-11-24 13:42:16 | 名曲セレクション

”Molly Darling” Eddy Arnold



1872年アメリカのウイリアム・ヘイス作詞・作曲によるアメリカ民謡でカントリー・ウエスタンの定盤曲です。
ハンク・スノウやスリム・ホイットマンなどのカントリー・シンガーなどがこぞってレコーディングしていますが
1947年のエディー・アーノルドが名盤となっています。
1963年の秋ごろにラジオ関西の【モナ電話リクエスト】でよくかかっていました。
歌詞の内容は『クレイジー・ラヴ』顔負けの熱いラヴ・ソングです。

Won't you tell me Mollie darling,
That you love none else but me?
For I love you Mollie darling,
You are all the world to me.
O! tell me, darling, that you love me,
Put you little hand in mine,
Take my heart, sweet Mollie darling,
Say that you will give me thine.

↓はエデイ・アーノルドの『モリー・ダーリン』 YOUTUBEより


日本では『冬の星座』として1947年(昭和22年)に中学の音楽教科書に掲載されて唱歌としてもお馴染みの曲です。

『月影のキューバ』 セリア・クルス

2016-11-23 14:13:49 | 名曲セレクション

”Magica Luna” Celia Cruz



この曲は1959年にP・ウェルチ作詞、M・メルロ作曲の情熱のこもった軽快なラテン・ナンバーで、当時キューバで
大人気だったソノーラ・マタンセーラ楽団をバックにセリア・クルスが唄って大ヒットしました。
このセリア・クルスはキューバの人気歌手だったのですが、1959年にアメリカ巡業の最中にキューバ革命が起こり、
祖国に戻るかこのまま敵国のアメリカに残るかの選択を迫られてやむなく亡命の道を選びました。その後、紆余曲折が
あったものの彼女はアメリカで「ラテンの女王」・「サルサの女王」として君臨するなどの大活躍を果たしています。
しかし、キューバ国内では裏切り者として扱われこの『月影のキューバ』は革命後は放送禁止になったそうです。
タイトルの「マヒカ・ルーナ」とは魔法のお月様という意味で、この曲よりも少し先に流行ったミーナの『月影のナポリ』に
よく似た内容となっています。
日本の【今週のベストテン】では1960年9月第4週に登場し、14週連続でランクイン(最高2位)の大ヒットでした。

Lara lara lara laralala
Noche de luna fue
La noche que lo vi
La noche que le di
Mi corazón.
La luna se sonrió
Y el ojo nos guiño
Y pronto, pronto, pronto
Ella se escondió.

↓はセリア・クルスの『月影のキューバ』 YOUTUBEより


なお、この曲は千葉ロッテ・マリーンズ在籍のキューバの至宝デスパイネ選手の応援歌となっていますので
野球ファン、特にパ・リーグ・ファンの方はよく耳にされているのではないかと思います。


『ポルトガルの洗濯女』 パーシー・フェイス楽団

2016-11-22 13:52:32 | 名曲セレクション

”The Portuguese Washerwoman” Percy Faith & His Orchestra



前日に引き続いて『ポルトガルの洗濯女』です。
フランスで大ヒットとなったこの曲はアメリカに渡リ ”The Portuguese Washerwoman”という英題で紹介されました。
多くの楽団や歌手が競ってカヴァーしていますがラテン・タッチ風のパーシー・フェイス楽団が名演となっています。

↓はパーシー・フェイス楽団の『ポルトガルの洗濯女』 YOUTUBEより



『お転婆キキ』 ベティ・クルーニー

また、英詩もつけられ原題の洗濯女とは無縁の”Kiki”というタイトルになり、ローズマリー・クルーニーの妹である
ベティ・クルーニーがゴードン・ジェンキンス楽団をバックに唄ってアメリカでもヒットしています。
なお、この曲が日本に輸入された時には『お転婆キキ』という邦題でした。

”Kiki” Betty Clooney

↓はベティ・クルーニーの『お転婆キキ』 YOUTUBEより





『ポルトガルの洗濯女』 ジャクリーヌ・フランソワ

2016-11-21 14:51:37 | 名曲セレクション

”Les lavandières du Portugal” Jacqueline François



この曲は1955年にロジェ・ラクチェシ作詞、アンドレ・ポップ作曲によるシャンソンです。
歌詞の中に何度も出てくるタップ (tape) とは洗濯物を洗濯棒で叩く擬音で、ポルトガルのセトゥバルの町を流れる川を
背景にして、職業としている洗濯女たちの生活を明るく綴っています。
唄っているジャクリーヌ・フランソワは戦後のシャンソン界を代表する女性の一人で、1948年制作のフランス映画
『巴里の醜聞』の主題歌の『マドモアゼル・ド・パリ』はあまりにも有名です。また、彼女は1955年制作のフランス映画
水色の夜会服』においても劇中で『マドモアゼル・ド・パリ』やこの『ポルトガルの洗濯女』を唄っていました。
ちなみに、『マドモアゼル・ド・パリ』や『ポルトガルの洗濯女』は共にフランス・ディスク大賞に輝いています。
先にこの曲をシャンソンと紹介しましたが、バイヨン ( 代表的なのがシルヴァーナ・マンガーノの『アンナ』 ) の
ようなリズムで、シャンソンと言うよりもフランス産のラテン・ナンバーと言った方がいいのかもしれません。

Connaissez-vous des lavandières
Comme il y en a au Portugal
Surtout celles de la rivière
De la ville de Setubal
Ce n'est vraiment pas des lavoirs
Où elles lavent mais des volières
Il faut les entendre et les voir
Rythmer leurs chants de leurs battoirs

↓はジャクリーヌ・フランソワの『ポルトガルの洗濯女』 YOUTUBEより



また、この曲のカヴァーとしてはイヴェット・ジロー盤が有名です。

”Les lavandières du Portugal” Yvette Giraud



↓はイヴェット・ジローの『ポルトガルの洗濯女』 YOUTUBEより