クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

宇佐神宮

2020年01月27日 22時30分42秒 | 旅行

先週は大分、宮崎に旅行に行ってました。宮崎は初訪問です。
大分空港到着後、レンタカーで宇佐神宮に向かいました。宇佐神宮は全国の八幡神社の元締めです。


ここに行きたかったのは高校の日本史で学んだ道鏡事件の舞台だったからです。
道鏡事件とは称徳天皇が恋人の弓削道鏡を次の天皇に就かせるため和気清麻呂に神託を受けに宇佐神宮に向かわせます。
望んだ結果と異なる否の神託結果を持ち帰った清麻呂に腹を立てた女帝は別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)に改名させた上、遠方に流罪させました。道鏡は天皇につくことはできませんでした。
やがて女帝が没すると、清麻呂は名誉を回復し都に呼び戻され、さらに有能だったため大いに出世したという話です。


実際に宇佐神宮に行ってみると、隣接する大尾山の麓に清麻呂は護皇神社の祭神として祀られ、神託を受けた場所は大尾神社となっていました。ただ当日は雨だったので長い石段を登るのは危険に感じたので写真の入り口で引き返しました。


宇佐神宮は全体が堀に囲まれており、神域には橋を渡って入ります。




社殿は上宮と外宮の2つあり、上宮の本殿は国宝に指定されており立派です。
祭神は八幡大神(応神天皇)、比売大神、神功皇后の三神です。
時間的な余裕があまりなかったのと、雨天だったのがやや残念ですが、高校生の頃に関心を持ってから40数年経って実物を見学できたので個人的な満足感はありました。