旅行の最後は京都国立博物館を見学しました。
赤レンガの正門と旧本館は重要文化財に指定されています。
展示の中心の平成知新館は東京の国立博物館本館と比べると建物が新しいので見学はしやすかったです。
この日は去年国宝指定された安祥寺の五智如来が展示されていました。さすがに国宝仏だけあって厳かでどっしりとした仏像でした。
それ以外では季節柄、雛人形が飾られていました。変わった雛人形として、女性は和装ですが、男雛は洋装で、馬に乗った騎兵縦隊などが含まれる大掛かりなセットが展示されていました。
東京の国立博物館との展示の違いとしては、東京は撮影不可の展示物にはパネルが作品の前に置かれ、それが無いものは撮影可能です。ところが京都は基本的にすべて撮影不可でした。
最初、注意書きがないので撮影可能かと思いカメラを構えたら物凄い勢いで展示員が飛んできて注意されてしまいました。
結局、撮影可能は物としては、狩野永徳の弟、狩野宗秀の高精細複製品の屏風があるくらいでした。
他者から借りている展示物は無理としても、京都博物館の所有物は撮影可能として欲しいです。
去年見学した台湾の故宮博物院は撮影可能でしたから考慮して欲しいところです。