ベンメリア遺跡は東のアンコールワットと呼ばれ、アンコールワットと同時期に作られました。
12世紀中頃に完成したヒンドゥー教と仏教の混合寺院でスールヤヴァルマン2世または地元有力者により建設されたそうです。
ベンメリア遺跡には記録となる碑文が残されていないので不明点が多いです。
この遺跡の特徴はなんといっても修復がほとんど進んでいないこともあり、発見時に近い状態で公開されていることです。
森に浸食された古代遺跡というアンコール遺跡のイメージに最も近い遺跡といえるでしょう。
ベンメリア遺跡入口
細部まで良く残されたナーガ画像
修復が進んでいないので発見時に近い状態で見られます。
サイに乗るアグニ神。アグニ神は赤色の体に炎の衣を纏ったインド神話の火神。
遺跡内部が木道が整備されています。
ガジュマルなどによる浸食が激しい遺跡