フラワーギフト会社で働く幾島楓(比嘉愛未)とクリーニング店を営む一ノ瀬純(岩田剛典)の恋愛模様を主軸に、彼らを含めた登場人物それぞれが抱える嘘とそこに隠された真実、そして様々な思惑とが鬱蒼(うっそう)と生い茂る森のように絡み合いながら展開していくラブ・サスペンス。
2人は幸せな日々を送っていたが、楓の母親でホテルグループ「ブランフォレスト」社長・幾島鈴子(松田美由紀)の訃報を聞かされた時から、3年前の毒入りローストビーフ事件、さらには26年前に失踪したある男の子の事件につながっていく。
従姉妹かと思いきや、まさか水原真琴(ファーストサマーウイカ)は楓の実姉で、養子にさせられた楓を鈴子から取り返すという強い感情から、最終回では豹変してサイコな本性を現したまさかの展開。
サイコパス殺人でした!と無理矢理終わらせる感じではなくて、それぞれの重い過去と目的が連鎖した事件という感じで、最後まで結構楽しめた。
■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm