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今日は親友と初めて大阪市東淀川区淡路にある私の兄の店『カラオケうたまくら』に行った。
南海電車と地下鉄に乗って約1時間の道のりだが、久しぶりに電車に乗った。
電車に乗ると殆んどの人がスマホをしているか本を読んでいる。何もしていないのは年寄りだけだ。
友「みんなスマホしてるか本を読んでるで。俺ら年寄りて思われるなあ」
私「俺のんガラケ系やけど画面をこすってる格好をしよか」
共「みんな手元を見てるから誰も見(メ)-へん。してもしゃーないで」
私「あっ、そうか」
阪急淡路の駅から徒歩で約6分、店の前にはブルース・リーの看板がある。
というのは兄は『ドラゴン怒りの鉄拳』にてブルース・リーと共演をした数少ない日本人の一人で、「一本背負いを見舞いブルース・リーは撮影中止に追い込まれる怪我をした」としてドラゴン・ファンの中では有名だからである。
因みに勝新太郎の一番弟子で彼の代役も務めていたので、時々お客さんのリクエストに応えて「座頭市」を演じているらしい。
今日もまたお客さんのリクエストがあり、私は数十年ぶりに兄の座頭市を見せてもらった。
客「座頭市、うまいなあ」
私「勝新よりうまいで」
客「ほんまやなあ、勝新より長いこと、やってるからなあ」
今度、関西テレビの『よ~いドン!』が撮影に来ると兄が言った。
この店も何回もテレビ局が取材に来るらしい。
友「兄弟でテレビに出まくってるなあ」
私「すんません、もう悪いことはしません」と自分の両手首を合わせて手錠をかけられている格好をした。
今夜は唄ったり飲んだり話したり、親友共々秋の夜長を楽しんだ。