ひどいクレーマー

　昨日来たお客さんはデパートのバッグ売り場の店員さん。革製のバッグを売る時には必ず「濡れたら型崩れしたり色落ちしますので水とか雨に気を付けて下さい」とお客さんに告げるそうだ。
　にもかかわらず、その事で先日、売り場責任者に呼びだされて、
　「昨日、お客さんの苦情で和歌山まで行ってきた。お客さんは『店員さんは水とか雨に気をつけて、と言ったが台風には気をつけてと教えてくれなかった。台風でバッグが濡れて色落ちした。どないしてくれんの』とクレームを受けた」と。
　そして売り場責任者に「君はベテランやろ、ちゃんと台風のことも言っとかなくてわ…」と注意をされた。
　店員さんは「ふつう、水とか雨に気をつけて、と言ったらそれで十分と違うの」と憤慨していた。
　その話を聞いた他のお客さん達は冗談っぽく「それやったら、嵐、霰(アラレ)、雹(ヒョウ)とか津波も言わんといかんなあ」と口々に言った。
　私も話題に乗じて「汗もヨダレも言うとかんなあかんで」と茶化した。
　それにしても、そのクレーマーは1ヶ月以上も使ってからの苦情で返金してもらった。
　もっとひどいのは、購買後2年くらいしてから「使ってないので」と返品したお客もいたとか。
　大手のデパートは信用を重んじるので無理難題のクレームでも丁重に対処するらしい。

困ったこまった！

　パソコンを買い替えたのはいいが、以前のウインドウズXPで使っていた「ホームページビルダー」とか「筆ぐるめ」などや他のデータが今度のビスタでは使えない。
　従ってホームページが更新できない。
　困ったこまったこまどり姉妹！…冗談を言っている場合ではない。
　パソコン、プリンターのセットアップやプロバイダーへの接続など自分でやってきたが、また無い知恵を絞らなくてはいけない。
　頭髪の薄毛化がより一層すすみそうだ。
　困ったこまった・・・こま・・・コマーシャル！

　『たとえ髪の毛が抜けてもブログの手は抜きません。頑張りますのでciciの日記をよろしく』

続く試練 (~~；)

　この10日間、パソコンの故障とぎっくり腰で凹んでいたが、昨日、新しいパソコンの導入でブログが復活して喜んでいた。
　が、しかし、今度は店のカラオケ番付用の採点機が故障した。
　たまたま居合わせたお客さんは電気工事屋さん。外付けのヒューズを替えたり配線をチェックしたがダメだった。「形が古いだけに部品も無いで」と不安をあおる。
　最近、色々な機器が故障し買い替えが続いたが、今度ばかりは年代物だけに代替器があるかどうか分からない。買い替えがきかないかも知れない。
　20年近く続いたカラオケ番付は店の目玉なので機械の故障は商売には大きな痛手だ。妻も不安顔だ。
　今日の昼、「壊れて元々」と、大きなディスプレイを棚の上から下してバラした。機械の中にもヒューズがありそれが切れていた。直った。いよいよ諦めるしかないと覚悟していただけに安堵した。
　昨年末から続く故障の連続、まだまだ試練が続きそうだ。

復活！

　ずっと使っていたデスクトップPCが先日故障した。起動して直ぐに画面が消えるので始末が悪い。何も出来ない。
　仕方なく新しいPCを買おうと思っている矢先にぎっくり腰になった。今年2回目である。
　ぎっくり腰の初日はうつ伏せになったままでピクリとも動く事が出来ない。仕事も休んだ。とにかく立っていても座っていても痛いのでずっと寝たままだ。だからパソコンも出来なかった。
　この10ヶ月間、身体と器械の故障続きで通信カラオケ、液晶テレビ、HDD録画機、給湯器、クーラー、業務用冷蔵庫等の買い替えが続いた。
　今日、ようやく新しいパソコンが入り、腰の具合も少しマシになったので、暫らく休んでいたブログを再開しました。
　また訪れてください。ヨロシク。

条件反射

　カウンター席で40過ぎのお客が酔って寝てしまった。カラオケがガンガン鳴っているのに両肘をカウンターにおいて手枕して気持ちよさそうに寝ている。
　数曲目、彼が先ほどリクエストしていたカラオケの『ガッチャマンのうた』が鳴り出した。
　寝ているのでカットしようと演奏解除ボタンを押しかけた時…
　完全にダウンかと思いきや、すくっと起き上がり♪誰だ誰だ誰だ～♪と唄いだした。立って手を上下に振りながら…。
　彼はこの曲が好きで十数年前から来店したら必ず1回は唄っているので身体が覚えているらしい。
　周りのお客さんはいきなりの「条件反射」に驚いたが直ぐに笑いの渦に変わった。

今年の七夕

新聞を読んでいると、やたら「七夕」の文字が目に飛び込む。
ふと新聞の上端に記している日付を見ると7月7日。
「あ、そうか、今日は七夕の日なんや」。
娘の子供の頃は、毎年ベランダに笹を飾ったもんだが、
いなくなってもう3年、私も年を重ねて暦さえも忘れてしまう。

願い事として子供は自分の夢や希望を短冊に書くが、
親は家族の健康や幸せになる事を短冊にしたためる。
「瞳がいつまでも元気で過ごせますように」
その娘が親より先に逝くとは、、、

笹に短冊を結ぶ娘のあどけない子供の頃を思い出し、
♪ささの葉さらさら　のきばにゆれる
　お星さまキラキラ　きんぎん砂子
娘と一緒に唄った歌を心の中でしんみり呟(ツブヤ)いた。
胸がギュッと締めつけられ、瞼がじんわりと熱くなった。

娘と一緒に眺めた天の川、そして見つけた牽牛星・織女星。
気になり外に出て空を見上げたが、どんよりぼやけた鉛色。
今年の七夕は梅雨のせいで星は一つも見えない。

私は溢れ出る涙がこぼれ落ちないように
ずっとずっと星のない空を見上げた。

コブクロの伝道者

　今日のお客さんは超コブクロ・ファンだ。大阪城ホールでのコブクロのコンサートの帰りに寄ってくれた。
　52歳の女性だがインディーズの頃から応援している。ファンになったきっかけは娘さんだが、コブクロの発祥地が堺の商店街で、小渕健太郎君が彼女と同じ宮崎出身地なので力を入れている。
　コブクロがデビューしてからはCDを沢山買っては知り合いに配っていた。私も「歌を覚えて」と何枚か貰った。お陰で苦手なジャンルだったが7曲は唄えるようになった。
　当店でも他のお客さんに「コブクロ唄って」とCDを配ってリクエスト。新規のファンが増えた。
　おばちゃんながら彼女もコブクロの歌を唄うのだが、新曲をいち早く覚えて披露するのには感心させられる。
　彼女曰く、コブクロのいいところは歌は上手いし、歌詞がいい。そして礼儀がいい。
　私から見れば育ての親みたいで「コブクロ」の「オフクロ」という感じだ。

ダメ元

　当店にワンダースコア(カラオケ採点機)を設置してもう20年近くなる。それだけの年月が経つと色々な問題もあった。
　当初は8トラ専用だったが、CDV、レーザーディスク、通信カラオケ等ソフトが変遷。その都度、設定に苦労した。
　また15年目位の時にアダプターが故障し、手を尽くしてあちこちに問い合わせたが代理店が倒産して無いとか、メーカーに部品が無いとかで、長く続いた番付表を諦めかけた事がある。
　「どうせ諦めるんやったら、ダメ元で自分で修理しよう」と、アダプターを持って大阪の電気専門街を1日歩き回った。14、5軒目でようやく部品を探し当て(執念！)、店の人に取り付け方を教わり、帰宅して分解修理した事があった。
　また、ディスプレイが点灯しなくなり、「今度こそ番付がおしまいや」と諦めかけたが、「ダメ元」で四苦八苦しながらいじくって直した事も数回あった。
　電気関係には素人だが、「ダメ元」で開き直り難局を乗り切った事が多々あり、“諦める前に手を尽くす”って大事だと思った。
　「ダメ元」精神でなんとか延命処置を施しているこの機械は、今や日本に一台、いや世界に一台しかない代物(シロモノ)かも知れない。

ちょいワルおやじ？

　
　今日、ヤングの客に昼間出会った時に「ちょいワルおやじやな」と云われた。そして「年に似合わん格好しなや」とも。
　このグラサンが怖く見えるのか剃り込みがキツク見えるのか知らんが、そう云われた。
　五分刈り？ただ毛が生えてけーへんだけや。剃り込みをしてる？コレはただ単にハゲ上がっているだけやないか。
　それに仕事がら夜行性やから、陽射しがキツなる季節になったら太陽が眩しいのでサングラスをかけなあかんねん。
　年に似合わん格好？ファンションは気持ちで着るもんや。（本当は昔の服がもったいないから着てる）
　公務員みたいな地味な出で立ちやのに“ちょいワルおやじ”？
　やめてーや、気ぃ悪いわ。
　見かけで判断せんといてや。ホンマは優しいオッちゃんやで。