種明かしシリーズ143 コインの瞬間移動⑥

　第143回目のマジックは『コインの瞬間移動⑥』です。今回は3枚のコインを右手に取りそれを左手に持ち替えます。そしてマジナイを掛けると左手は2枚で右手に1枚瞬間移動してます。次は右手に2枚取り左手に移してマジナイを掛けると右手に1枚が瞬間移動。最後に1枚を右手に取り左手に移してマジナイを掛けるとまた右手に瞬間移動。不思議なマジックです。

 

　Youtube＝https://youtu.be/Owl97uvLt68

 

猛暑

　暑い日が続いている。

　客D「毎日暑いなあ」
　私 「あまりの猛暑に頭が蒸れて脱モウショウになるわ」
　客D「もともと脱毛症やん」
　私 「キツイなあ。モウショっと優しく言われへんか」
　客D「甘やかしたら調子に乗るやろ」
　私 「猛暑だけに、モウショうがないわ」
　客D「それはそうと、俺とこの会社、クーラーが効いてないからキツイわ」
　私 「Dさんの働きが悪いから、会社は経費節減の為に節電してるんやろ」
　客D「怒るで、ちゃんと働いてるわ。それやのに暑いトコで仕事や。その点、マスターが羨ましいわ」
　私 「何で？」
　客D「涼しいトコで仕事をして、綺麗なママを見せびらかせて」
　私 「見せびらかせてない。従業員を雇うお金がないからママが働いてるんや」
　客D「嘘ばっかり言うて。銀行にぎょうさん貯金してるのと違うのん？」
　私 「貯金なんかあるかいな。チョッキン(直近)のチョッキン(貯金)額はゼロや」
　客D「店、遅うまでやってるから、結構。売上あるんと違うのん？」
　私 「チョウキン(超勤)やってもチョウキン(貯金)は出けへん」
　客D「なんでやのん？」
　私 「みんな遅うまで粘るけど、飲まんと喋ってるだけやん。光熱費で赤字になるわ」
　客D「それを言われると、耳が痛いわ」
　私 「猛暑続きに年寄りをこきつこうて、モウショ(猛省)しーや」

 

　一句：猛暑日は　とても気になる　電気代
　謎かけ：猛暑とかけて、広辞苑と解く。どちらも、ものすごく(暑い・厚い)です

お孫さん

　Tさんのお孫さんは『チョコレートをやる』と言うと『要らない』と言うとか。

　客T「虫歯になるから親が食べさせへんねんやろな」
　私 「Tさんみたいに入歯になったらアカンからやろな」
　客T「入歯て、早いわ」
　私 「普通、子供はチョコレートが好きやのになあ」
　客T「それやのに、キライて言うねん」
　私 「俺らの子度の頃は、外人を見たら『ギブミー・チョコレート』て言うてたのになあ」
　客T「終戦直後はまだ生まれてなかったやん」
　私 「そうやったなあ。それにしてもお孫さん、チョコレートが嫌いて、一体何が好きやのん？」
　客T「レモンの丸かじり」
　私 「酸っぱいのんが好きかいな。つわりか？」
　客T「何でやねん。まだ5歳やで」
　私 「あ、そうか。まあレモンの丸かじりやってたら絶対に太れへんわ」
　客T「まあ、カロリーが低いからなあ」
　私 「今からダイエットを考えてるんかなあ？」
　客T「5歳やで、ダイエットは関係ないわ」

 

　一句：婆さんは　見せびらかせる　孫の写メ
　謎かけ：お孫さんとかけて、コンタクトレンズと解く。どちらも目に入れても痛くありません

ワイルド

　M君は以前、指に出来たガングリオンの切開手術の後の抜糸を自分でしたり、頭をケガをして5針縫った時も自分で抜糸をした。
　その彼が3年ほど前に検便で大腸ガンの疑いがあると診断された。念のために別の病院で検査をしたら結果は同じだったとか。

　ママ「M君は大腸ガンの手術をせーへんのか？」
　客M 「手術は面倒くさいから、もうエエねん」
　ママ「諦めたらアカンやん」
　私　「あ、分かった。ガンが出来たら自分で取り除こ、思てんねんやろ」
　ママ「そんなん、自分で出来るわけ無いやん。M君、お医者さんに診てもらいや」
　客M 「今んところ体調に変化が無いから大丈夫や」
　私　「自然の成り行きに任してるんやな」
　ママ「自然体と言うか、ワイルドやなあ」
　私　「ここに杉ちゃんみたいなワイルドな人が、わぁ、いるど。そやけど吸うてる煙草はマイルドや」
　客M 「俺、吸うてるのんはラッキーストライクやで」
　ママ「やっぱりワイルドやわ」
※ガングリオン＝手足などの関節にできる腫瘍。

 

　一句：術後抜糸　自分でするとは　ワイルドだ
　謎かけ：ワイルドとかけて、合図で撃つ銃砲と解く。どちらも(豪放・号砲)です

行く末

　神戸で高齢の夫婦ら5人が刃物で刺されるなどして死傷した事件を起こした孫の話題が出た。

　客S「神戸の祖父母殺害の孫、怖いなあ」
　私 「犯行の動機はまだ解らんけど、とにかく今時の子はキレやすい」
　客S「ストレス社会やからやで」
　私 「腹を痛めて産んだ我が子を虐待する母親もいてるなあ」
　客S「再婚相手に気を遣(ﾂｺ)うての虐待。我が子より男を取るんやなあ」
　私 「老老介護は情状酌量の余地があるけど、親が子を殺し、子が親を殺す恐ろしい時代になったわ」
　客S「昔は、日本は世界で一番安全な国と言われてたけど、今は家の中に居てても安心出けへん」
　私 「簡単に人を殺すのはストレス社会もそうやけど、若者の犯罪はゲーム社会の影響が大きいで」
　客S「テレビゲームに熱中しすぎてゲーム脳になってる子が多い。そういう子は人を殺してもリセットしたら甦ると思てるねん」
　私 「今の子には道徳や倫理があれへん。これからの行く末が心配やわ」
　客S「行く末て、マスターはもう関係ないやん」
　私 「ホンマやなあ。俺もエエ年やから行く末と言うほどの先はないなあ」
　客S「行く末の言葉、マスターの辞書から省かんなアカンで」
　私 「行く末の無い辞書を見たら、カシオの腕時計になるなあ」
　客S「カシオの腕時計？」
　私 「ジショ、ジーショ、ック」
　客S「辞書と爺ショックとG-shockかいな。ちょっと無理があるなあ」

 

　一句：行く末が　心配になる　この国の
　謎かけ：行く末とかけて、中部アフリカの共和制国家と解く。どちらも(今後・コンゴ)です

素麺

　Tさんが一品を見て一言…。

 

　客T「またトーフ素麺かいな」
　私 「今日はタマゴ素麺やで」
　客T「変われへんがな」
　私 「見た目は一緒でも原料が違うやん」
　客T「屁理屈を言うて。ただ単に手を抜いただけやろ」
　私 「何をおっしゃるウサギさん。同じ素麺でも選ぶ作業が大変なんやから」
　客T「大げさな。どこが大変やねん。普通の素麺でもエエやん」
　私 「そうか、ほんだらトウメンはソウメンにするわ」

 

　一句：暑い日は　食欲進む　冷やし麺
　謎かけ：素麺とかけて、継母の思惑と解く。どちらも(揖保乃糸・異母の意図)です

種明かしシリーズ142 結び目が2つ②

　第142回目のマジックは『結び目が2つ②』です。今回はタネも仕掛けもない1本のロープに一瞬にして結び目を2つ作ります。少し難しいですが、何度も練習と研究を重ねて自分に合った方法を習得して下さい。

 

　Youtube＝https://youtu.be/tJPEM8aw7B8

 

松居一代Ⅱ

　連日、テレビで松居一代の放送をしているが、店でも連日話題に上る。

　ママ「今日、松居一代、見た？」
　客 I「もうあのオバチャン、要らんわ」
　私　「朝から晩まで放送。うっとうしいからチャンネル変えたら、また松居一代。もうエエな」
　ママ「船越が所属するホリプロが法的措置の準備に入ったらしいね」
　私　「船越のプライバシーを言い過ぎや」
　客 I「インポとかハゲとかも言うてたなあ」
　私　「松居一代は俺の事を言うてるみたいやなあ」
　客 I「ホンマや、船越はマスターと一緒やなあ」
　私　「俺は法的処置はとれへんけどな」
　客 I「当たり前やがな」
　私　「松居一代はあんまり船越の事をブログで言わん方がエエなあ。かえって不利になるで」
　ママ「松居一代は少し異常やね」
　客 I「そんな女を選んだ船越が悪い」
　私　「それは違うで。最初は猫をかぶってるから分かれへんで」
　客 I「それにしても世の中、豊田真由子とか泰葉(※春風亭小朝の元妻)とか怖い女が一杯いてるなあ」
　私　「ここにも」
　ママ「怒るで～」
　私　「Iさんは一人もんでよかったね」
　客 I「喜んでエエのか、悲しんでエエのか…」
　ママ「私は嘘はつきません！と言うてるけど、夫婦円満やと息巻いてた嘘は認めてたね。嘘つきやん」
　私　「私は嘘はつきません！の言葉自体が嘘やん」
　客 I「閻魔(ｴﾝﾏ)さんに舌を切られるで」
　私　「それにしても松居一代の強烈キャラには、さつま芋と醤油と味醂をミキサーにかけて合わせた付け汁みたいやわ」
　客 I「何、それ？」
　私　「芋タレ＝胃もたれしてきたわ」
　客 I「そう、もってくるか」

 

　一句：もうエエわ　朝から晩まで　松居さん
　謎かけ：松居一代とかけて、雨上がりと解く。どちらも(病んで・止んで)います

松居一代

　久しぶりに和歌山在住のO君が来た。

　私　「O君、久しぶりやね。元気やったか？」
　客 O「元気やったで。この店も頑張ってるね」
　ママ「何で知ってるのん？」
　客 O「この店のブログ、ずっと見てるねん」
　ママ「結構、見てる人が多いねんなあ」
　私　「今、人気があるのんはこの店のブログか松居一代のブログや」
　ママ「おおげさな。松居一代には負けてるわ」
　客 O「寝苦しいので眠剤飲んで寝よ思てる時に、松居一代のテレビしてたら負けて見てしまうわ」
　私　「眠剤が松居一代に負けたんやなあ」
　客 O「松居一代は当初『サスペンスより怖い』て言うてたなあ」
　私　「真夏のミステリーと違(ﾁｺﾞ)て、真夏のヒステリーやで」
　ママ「あのヒステリックからみて松居一代はだいぶエイちゃんに惚れてるで」
　私　「矢沢永吉？」
　ママ「そのエイちゃんと違う！」
　私　「秋田えーすけ？」
　ママ「秋田Aスケ・Bスケかいな。そんな昔の漫才師なんか誰も知らんがな」
　私　「ママ、知ってるやん」
　ママ「秋田Aスケ・Bスケを知ってるのん、マスターと私ぐらいやな」
　客 O「エイちゃんとは船越英一郎や」
　ママ「松居一代は戦争と言うてるけど船越は何もしてない。一人で騒いでるだけで戦争になれへん」
　私　「戦争せんとマツイ棒で清掃だけしてたらエエねん」
　ママ「松居一代は被害妄想がキツイなあ」
　私　「妄想は、もう、そうの辺で止めとかなアカンで」
　ママ「マスターのダジャレもな」

 

　一句：松居ネタ　ブログとテレビで　日本一
　謎かけ：松居一代とかけて、エッチの後に一物をティッシュで拭いたと解く。どちらも(噛みつき・紙付き)ます

精子

　Aさんは下ネタが好きだ。居合わせたY子さんにも下ネタを連発。

　私 「下ネタばっかり言うて、Aさん、勃つんかいな？」
　客A「元気やで。それどころか俺と話をしただけでY子ちゃんも妊娠するで」
　客Y「私、66歳やで。もう妊娠なんてしないよ」
　客A「俺の強力な精子のパワーで妊娠させて見せる」
　私 「さっき話をしただけで妊娠するて言うたやん。精子は関係ないんやろ？」
　客A「精子と違(ﾁｺﾞ)て、セイシん(精神)論や」
　客Y「上手いことダジャレで言い逃れたね」
　私 「もう精子の話はストップ！」
　客A「何でアカンのん？」
　私 「精子の話だけに、制止してん」
　客Y「上手い、マスターのダジャレもいいよね」

 

　一句：年寄りが　精子の話で　活気づく
　謎かけ：精子とかけて、特急電車と解く。どちらも(液・駅)を飛ばします