ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

●スコッチ

2025-01-19 21:42:42 | Weblog

 2年ぶりに50代のE君が来店。

  私 「E君、久しぶりやなあ」
  客E「仕事でイギリスに1年半ほど行っててん」
  私 「イギリスの何処?」
  客E「スコットランド」
  私 「あぁ、スコットランドか、俺の第2の故郷や」
  客E「うそばっかり」
  私 「コットランドはスコッチの故郷。昔はよう飲んでたからや」
  客E「そういう事かいな。それで今でも飲んでるの?」
  私 「スコッチだけ」
  客E「ダジャレかい。スコットランドてどんなとこか知ってるか?」
  私 「どんなとこやろなあ?」
  客E「NHKの朝ドラ『まっさん』でウイスキー作りを学ぶのに行った所や」
  私 「あぁそうそう。スコットランドやったなあ。スコット忘れてたわ」
  客E「それを言うためにわざとトボケて」
  私 「昔はホワイトホースやカティサークとか置いてたけど今はオールドパーしかないわ」
  客E「なんで?」
  私 「国産のウイスキーが台頭してきたからや」
  客E「国産ウイスキーとは?」
  私 「毎日飲むのがニッカ(日課)で、飲み方がロックと水割り、ストレートと3通りあるのがサントリーや」
  客E「またしてもダジャレやん。因みになんでオールドパーだけがあるのん?」
  私 「年配の女性に合わせてや」
  客E「どういうこと?」
  私 「オールドバー(婆)」
  客E「バーて、年配に女性に叱られますよ」
  私 「俺やから大丈夫」
  客E「なんで?」
  私 「俺は年寄りでボケてるからオールドクルクルパーや。そやから許してくれるねん」
  客E「それは納得!」

 謎かけ:スコッチとかけて、高級住宅街と解く。どちらも(蒸留過程・上流家庭)があります

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●慕嬢詩『ハト』

2025-01-15 17:37:20 | Weblog

 いつも通る川沿いの遊歩道や旧堺港の散歩道にハトがたむろしている。羽休めに身体を丸くふくまらせて日向ぼっこしている者、何を食べているのか地面をついばむ者、キラキラした水面(ミナモ)を眺めているのか欄干に並んでとまってたたずむ者。周囲を観察するために愛らしく小首をかしげる者、ちょんちょんと階段を下りたり首を振って歩いたりと何をとってもユーモラスで可愛い。
 時々ハトの群れの横でスズメの群れもコラボしている。お互いに干渉をせずにそれぞれ自由を満喫。なんともほのぼのとした光景である。
 娘が幼いころ、近くの神社に行った際に沢山の鳩が飛んで来て娘の肩に乗る鳩までいたので、驚いて怖がって泣い事があった。
 しかし時間たつと慣れてきて、「可愛い、可愛い」と背中を撫でたり社務所で買ったエサをやったりしてたわむれていた。
 この辺のハトは人慣れしているのか近づいても飛び去らないどころか、歩いている私の前を堂々と横切る。ハトが平和の象徴と言われているが、つくづくそう感じさせてくれる一コマである。
 旧約聖書の「ノアの方舟」で大洪水の後、オリーブの枝をくわえた鳩が平和の訪れを教えてくれた事から「平和の象徴」とされるようになったとか。
 今、世界に衝撃を与えたロシアのウクライナ侵攻から2年が経過した現在も収まる気配がない。中東での紛争も終息は見えず、人々にいら立ちや不安、困惑を与えている。
 この戦争の当事者たちの前にオリーブの枝をくわえた鳩が飛来して戦争の終結を告げ、彼らに平和を取り戻して欲しい。天国の娘もそう願っているに違いない。

※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。

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●TBS『海に眠るダイヤモンド』

2025-01-10 16:56:37 | Weblog

●TBS『海に眠るダイヤモンド』 
 舞台は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島(軍艦島)と、現代の東京。神木隆之介が1950年代の端島に生きる主人公・荒木鉄平と、現代の東京に生きるホスト・玲央という、時代を超えた正反対の役柄を演じ分ける。
 戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”と、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を同時に紡ぐ、70年にわたる愛と青春と友情、家族の壮大なヒューマン・ラブ・エンターテインメント。
 「軍艦島」というワードは時々耳にするくらいでいまいちピンと来てなかったけが、このドラマを通して炭鉱の厳しさや当時の人々の生活や思いなどが明確に表現されてすごく興味が湧いた。
 物語の中でいずみ(宮本信子)が誰なのか探りながら見る序盤、端島を生きる鉄平たちがそれぞれ抱える問題や情熱と生活、生き方にとても心を揺さぶられた。
 いずみの正体が分かってからは、端島閉山に向かうとともに鉄平たちの人生の向かう先にもドキドキした。特に兄の身代わりになってヤクザに命を狙われて逃亡生活を送った鉄平の苦労が痛ましい。
 そして最終話、真っ直ぐで端島愛に溢れた鉄平の生き様や晩年を過ごした場所から見たスモスのシーンを見た瞬間に目頭が熱くなった。
 今までは写真でしか知らなかったが、生きた端島が見られたのは新鮮だったし、キャストの皆さんも魅力的で毎週楽しみにしてたドラマで大河並みの壮大なスケールだった。

 ■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm

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●《天寿百歳》 ●慕嬢詩『100歳の約束』

2025-01-01 16:56:58 | Weblog

 昭和100年の新年明けましておめでとうございます。
 私は5月で喜寿を迎えますが人生100年時代と言われる昨今、隠居して老け込むわけにはいきません。
 そこで「100歳まで店をする!」の目標を立て、それを実現させる為の行動表『曼荼羅チャート』を作成しました。
 そこには心得、行動指針、健康増進、スキルアップなどの指標を持続可能な表にしています。
 巳年だけにヘビーな課題をこなしていき、23年後の昭和123年まで元気で歩みたいと思います。
 皆様にとりまして良い年となりますようお祈り申し上げます。

●慕嬢詩『100歳の約束』
 私は今年で77歳。100歳まで「スナックターガース」を続けるつもりです。それは、ただの願望ではなく私の生きる指針。娘が25歳の若さで天国に旅立ったあの日から、私は心に決めました。
 「また会えるその日まで、私は精一杯生き抜く」と。娘のお墓や仏壇に手を合わせるたび、彼女の笑顔が目に浮かびます。「まだまだお父さん、来ないでね」と微笑ながら、きっと私を応援してくれているでしょう。
 店の明かりが灯り、常連さんたちの笑い声が響く店内は私にとっての生きがいです。一人ひとりが私の家族のような存在で、娘の代わりに私を支えてくれてます。だからこそ、私は元気でいられるのだと思います。
 100歳までカウンターに立って働き通し、それからは少しでも長く娘の仏壇やお墓を守っていきます。天国で娘と再会するのは最後の最後。その時、胸を張って「お父さん、ちゃんとやりきったよ」と伝えたい。それまでは、まだまだ頑張ります。天国の娘よ、少しだけ待っていてね。

※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。

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●ABC『ザ・トラベルナース』

2024-12-30 10:50:28 | Weblog

 トラベルナースとは、日本ではまだ浸透していないがアメリカでは25年以上もの実績があり、卓越した技術と対人スキルを持ち合わせ、期間契約で病院を転々として働く看護師の事。
 中井貴一演じるベテラントラベルナースの九鬼静と、岡田将生演じるアメリカ仕込みのナース・プラクティショナー(医師の指示を受けずに一定レベルの診断や治療などが出来るナース)の那須田歩の最強コンビが、西東京総合病院を舞台に患者の心を治したり、命の現場を改革する医療ヒューマンドラマ。
 この作品の面白さは、登場人物の掛け合いで、クスッと笑えるものから大爆笑ものまで散りばめられていて、特に静と歩の掛け合いが一級品だ。
 医療ドラマの感動ストーリーや、病院の医師とナースの確執という黒い部分も、その笑いが良いツナギになっていて泣ける部分はさらに深みを増し、しかし笑いで悲しみを引きずる事もなく、黒い部分は黒くなり過ぎない。
 深刻な問題が最後はハッピーに解決された事、時事問題がいい感じで盛り込まれていた事や、取り巻くナースにもスポットが当てられて自然にチームワークが感じられる描写が多かったのも印象が良かった。
 まだ続編が作れそうな最終話だったので、次回作にも期待。

■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm

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●雑炊

2024-12-27 13:42:56 | Weblog

 すっかり冬バージョンになった今日この頃、お客さんが肩をすぼめて来店。

 私 「いらっしゃい」
 客E「寒いなあ、骨身にこたえるわ」
 私 「骨身だけでなくフトコロも寒いやろ」
 客E「マスターもやん」
 私 「お互いに寒いなあ」
 客E「こんな時はナベがエエなア」
 私 「確かに!ナンベイは暖かいかなら」
 客E「南アメリカの南米と違う!料理の鍋や。どんな耳をしてるねん」
 私 「寒うて、耳が凍えてうまく聞き取られへんかってん」
 客E「ホンマかいな」
 私 「どんな鍋がエエ?」
 客E「寒い時はチゲ鍋がええなあ」
 私 「確かに辛いチゲ鍋は体が温まるにチゲーねえ」
 客E「ダジャレかい」
 私 「俺はフグが美味しいなあ」
 客E「フグが美味しいのは身自体よりもポン酢で決まるねん」
 私 「ほんだら豆腐に上等のポン酢をつけて食べたら安あがるなあ」
 客E「フグの身とポン酢のコラボがエエねん。豆腐はフグの代わりにはなれへんわ」
 私 「俺はフグは一生食べられへんわ」
 客E「なんで?」
 私 「不遇やから」
 客E「また、ダジャレ?」
 私 「因みに俺は具は何でもエエねん。後の雑炊が好きや」
 客E「まあ、出汁には色んなエキスが豊富やから美味しいわなあ」
 私 「出汁と違うねん」
 客E「ほんだらなんやねん?」
 私 「サザンが好きやねん」
 客E「サザンと雑炊、どない関係があるのん?」
 私 「いとしのエリーや」
 客E「何、それ?」
 私 「♪エリー マイラブ ゾースイ~」
 客E「それ、エリー マイラブ ソースイ~、や!」

 謎かけ:雑炊とかけて、釣って直ぐに即死させた鮮度の良い鱒と解く。どちらも(シメます・〆鱒)
#謎かけ #おじんギャグ #雑炊 #いとしのエリー #ダジャレ爆発 #チャレン爺有村 #スナックタイガース #堺でおもしろい店・人 #有村正

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●TBS『ライオンの隠れ家』

2024-12-24 17:10:05 | Weblog

 市役所で働く小森洸人(柳楽優弥)は、両親を事故で亡くしてから、自閉スペクトラム症を持つ弟の美路人(坂東龍汰)と2人で暮らしていたが、ある日「ライオン」と名乗る1人の男の子(佐藤大空)が2人の自宅前に現れる。
 この子を置いていったのが異母姉の愛生(尾野真千子)ではないかと思い2人はやむなく、このライオンを預かることになってしまう。そして徐々に、ライオンがある事件に関わっていることが分かり…。平穏な日常から突然、事件に巻き込まれてしまった兄弟。物語は母子失踪事件を軸に真実を追い求めていく、ヒューマンサスペンスドラマ。
 障害、ヤングケアラー、DV問題など、扱うのが難しいテーマなのに、観るのが辛いとあまり思わせなかったのは、それ以上に温かいシーンがあったり、周りのサポートが手厚かったり、各登場人物の心情の機微も丁寧に描かれていたからと思う。
 周りの人に支えられながらお互い成長していく洸人、美路人、ライオン。洸人を演じる柳楽優弥のただそこに居るだけで物語を感じさせる稀有な存在感と、ライオン役の佐藤大空の溌剌としながらもどこか切なく幼気な愛くるしさ。そしてなんと言っても美路人役の坂東龍汰の繊細に輝く表現の数々は、『ギルバート・グレイプ』のディカプリオにも匹敵するほどの名演だったと思う。
  10話までのハラハラで不安なサスペンスもとても良かったが、特に最終回の洸人のスピーチが心に響いた。サスペンスで終わらせるのではなくて、家族のヒューマンドラマとしても描き切っていて良い幸せな括り方であったかいドラマだった。

■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm

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●後ろから前からどうぞ

2024-12-21 15:34:59 | Weblog

 M子さんが畑中葉子の『後ろから前からどうぞ』という曲を唄い終わってから居合わせたNさんが一言。

 客N「マスター、この曲の意味が分かるか」
 私 「後ろから前からどうぞて、俺、意味わからんわ」
 客N「何を言うてるねん。よう遊んでたくせに」
 私 「上から下から、やったら知ってるけどな」
 客N「意味、分かってるやん」
 私 「いやらしさが濃いエロソングやなあ」
 客N「ホンマやね」
 私 「これは演じると書く演歌と言うよりも艶やかと書いて艶歌やね」
 客N「今の時代やったら、こういう歌詞はアカンやろな」
 私 「こんな艶歌、エエんか!と教育委員会から苦情が来るかも」
 客N「教育委員会はダジャレを言えへんわ」
 私 「ちなみに作詞者の"豊兵衛”は荒木とよひさの別名やで」
 客N「へえ、『四季の歌』を作曲した人やん。何で別名にしたんやろ?」
 私 「『四季の歌』と『後ろから前から』の作詞者名が同じやったら教育委員会が困惑するからやろ」
 客N「それはどうかな?」
 私 「教育委員会の言い方も意味深やで」
 客N「なんで?」
 私 「今日イク…いいんかい?」
 客N「考え過ぎや!」

 謎かけ:後ろから前からどうぞとかけて、性能のよいソーイング・マシンと解く。どちらも(意味深・いいミシン)です

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●TBS『あのクズを殴ってやりたいんだ』

2024-12-18 14:08:37 | Weblog

 タイトルがユニークで見始めたが内容も面白く今季、一番ハマったドラマだ。
 佐藤ほこ美(奈緒)は、誠実で正直な29歳独身女性で、結婚当日に恋人に逃げられ唖然としている時、たまたま居合わせた葛谷海里(玉森裕太)と出会う。ボクシングを絡めた恋愛ドラマで紆余曲折ありながらも最後は丸く収まる王道ラブストーリー。
 最初はクズな海里を殴るために始めたボクシングだった。それがボクシングを通して成長していく姿が徐々に周囲の人を勇気づける為のものになっていく素敵な内容だった。
 最終的には海里を殴らなかったが、物理的なパンチではなく、ほこ美の真っ直ぐな想いで苦しみに満ちた海里の高い心の壁を殴り続けて「彼の目を覚ますために心理的に殴ってやる」、という風に感じた。
 それにしても奈緒のボクシングは見応えあった。相当に練習したのがテレビ越しから伝わってくるくらいで、ボクシングシーンはどれもカッコ良く、本物のボクサーにしか見えるほどだった。特に最終回のリングで倒されたほこ美にスイッチが入るシーンは、海里だけではなく沢山の人に支えられている、そんなほこ美の人望、人柄が詰まったシーンで感動した。

■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm

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●慕嬢詩『鍋料理』

2024-12-15 17:21:26 | Weblog

 「私、これが大好き!」と娘が声を弾ませて鍋の中の肉団子をつまんだ。その次につまんだのはウインナー。娘はお肉系が好きだ。
 でも、鍋料理だと野菜や他の具材もたくさん食べてくれるので、栄養のバランスを考えて我が子の健康を気にかける妻にとっては理想の料理だ。
 普段、仕事や友達関係で悩んでいても親には喋らずに一人で抱え込む娘。そして私は仕事人間で家庭では日常会話が少ない。
 そんな私達でも鍋を囲むと「肉団子、おいしいね」「お父さんは牛肉が好きや」「春雨、もういけるで」「豆腐、火が通ってるかな」「次、何を入れる?」などの声も飛び交う。
 家族で鍋を囲んで、「おいしい、おいしい」と言いながら食べると自然と心が打ちとけて、身体はポポカ、心もホカホカになり寒さもどこかに飛んでいき円満になる。
 だから娘が社会人になって自立してからも、たまに我が家に帰って来た時、冬の寒い日には時どき定番の鍋を囲んで親子の絆を深めていた。

※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。

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