「ドーナツUFO」に感動! 国際宇宙ステーションライブカメラにくっきり!
まるで海を漂うクラゲのようなUFOが宇宙空間で目撃された。ISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたというそのリング型のUFOは一群の編隊飛行なのか、それとも姿を自在に伸縮させることができる有機体のような飛行物体なのだろうか――。
■23年の時を経て再び確認された“ドーナツUFO”
リングの形をした不可解な飛行物体がISS(国際宇宙ステーション)のライブカメラで撮影された。23年前の有名な「テザー事件」で目撃された“UFO”に似ていると指摘する専門家もいるようだ。
ISSの2つ目のライブカメラ「Live Cam-2」でキャプチャされた映像には、明るくカラフルなリング状の浮遊物体が宇宙空間を横切っていく様子がとらえられている。ゆっくりと飛行しながらまるで鼓動する心臓のように伸縮を繰り返しているようにも見える。

オリジナルの映像はかなり遠くにこの飛行物体をとらえているのだが、編集された動画ではズームインしており、円形あるいはドーナツ型のオブジェクトの全容を収めている。
YouTubeチャンネル「Of Sound Mind and Body」に投稿されたこの動画は、最初は今年1月にトム・ブラウン氏によって発見され、編集された上で9月27日に投稿された。
「ここで最も注目すべきことの1つは、1996年の『テザー事件』で見られた飛行物体に非常によく似ているということです」と動画のナレーターはコメントしている。
23年前の「テザー事件」についてはかつてトカナでも紹介しているが、NASAの宇宙飛行士がスペースシャトル・コロンビア号から衛星を撮影していたとき、海中を漂うクラゲのように群がって見える何百ものリング状のUFOの一群を目撃したのである。

この奇妙なUFOは氷の結晶にすぎないと断言した宇宙飛行士もいたが、一方で陰謀論者の中からは、エイリアンの宇宙船がISSと地球を監視している決定的な証拠であるとの主張もある。
そして今回“発掘”されたこの新たな映像は、オンラインで喧々諤々の議論を巻き起こしている。
「見落としているホワイトホールでしょうか?」
「エイリアン? いやこれまで誰も知らなかった“宇宙ドーナツ”だ!」
「ワオ、これはかなりワイルドなものだ」
23年の時を経て再び注目を集めることになった“ドーナツUFO”について今後もチェックが怠れないようだ。
高まる宇宙とUFOへの関心
もちろん、ISSのライブカメラがこの種のUFOをとらえたのは今回が初めてのことではない。
ついひと月前には、三角形の飛行物体が地球上をホバリングしている様子が確認され、UFOコミュニティは熱狂の渦に包まれた。ある者はこれは極秘のアメリカ宇宙軍の宇宙船であると興奮をあらわに指摘している
とすればエイリアンの技術を応用して作られたといわれている米軍の秘密航空機「TR-3B」に何か関係があるのだろうか。
そしてこの数年来、ISSのライブカメラに謎の“4本アームUFO”が幾度となく映り込み、その直後に中継映像が突然“ブルースクリーン”に変わってしまうという出来事が続いている。直近では今年8月にもこの“異常”が起こったといわれている。
ともあれUFOを含めて宇宙への関心は世界中で高まっており、ヨーロッパとアジアを含む世界各地で10月4日から10日にかけて開催された世界最大の宇宙イベント「ワールドスペースウィーク(World Space Week)」の期間中には、なんと80カ国以上で5000を超えるイベントが開催されたということだ。

