うさぴょん

思いのままにマイペースに進む

ポジテイブに!!

気になることを発信!<自分で読んでなるほど~!!>

命の選別

2021-05-18 15:23:28 | 日記

130キロ超離れた旭川に搬送も コロナ病床97%が埋まる札幌「命の選別始まっている」

北海道内の医療が危機的な状況にあるとして、北海道は「医療非常事態宣言」を出しました。

医療現場からは「命の選別が始まっている」と、悲痛な声があがっています。

(看護師)「失礼します。点滴やっていってもいいですか?」

中等症のコロナ患者を受け入れる札幌の手稲溪仁会病院です。

4月、新たに20床を増やしましたが。

(手稲渓仁会病院 奈良理副院長)「現状は満床の状態。退院する患者がいると、また新規の患者が入る状況。正直もっと早く緊急事態宣言は出していただきたかったという風に思ってます」

410床あるコロナ病床の97%が埋まる札幌市。

このため中等症だけではなく、重症患者も受け入れざるをえなくなっているといいます。

(手稲渓仁会病院 奈良理副院長)「より高い波が来る状況なので、当然今が1番高い危機感。(入院の)依頼に対して応えたいけど応えられないジレンマ」

札幌市の別の病院に勤める看護師は。

(札幌市内の看護師)「命の選別が始まっている。入院した高齢者の家族には重症化しても対応できないと話した」

そして、札幌の“危機”は、旭川市の病院にも影響を及ぼしていました。

(旭川赤十字病院 牧野憲一院長)「札幌でホテル療養していた患者がこの病院に運ばれてきて入院した。今回初めて札幌から来た、それだけ状況が悪いということ」

先週、中等症の男性が、札幌市から搬送されてきたのです。

(旭川赤十字病院 牧野憲一院長)「旭川のベッド数はキャパシティーが小さいので、それ(患者の増加)が続くと旭川もかなり厳しい状態になる。(通常のICUの)2床をコロナ(専用)に転換することも検討を始めた」

病床のひっ迫を受け、札幌市は入院先が決まらない患者を一時的に受け入れる「入院待機ステーション」の運用を17日から始めました。

医師や看護師が常駐し、酸素投与や点滴などの処置をします。

「命の選別」に迫られる道内の医療現場。

医療崩壊を防ぐのは、私たちひとりひとりの行動にかかっています。
 

速報 北海道全体の新たな感染533人…札幌市377人、石狩地方60人、旭川市22人、小樽市11人


インドの災難

2021-05-18 10:12:23 | 日記

インド地方部の隠れた惨状 コロナ犠牲者は浅い穴や川に

インド内陸部では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るっており、一部地域では遺体を浅く掘った穴に埋めたり、川に流したりしている。また患者たちは、薬草や無資格医師に頼らざるを得ない状況だ。

 AFPの電話取材に応じた北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州シャダラプール(Sadullahpur)村に住む男性は、周囲では人々が次々と亡くなる「悲惨な」状況にあると語った。

 男性は「どこも貧困がひどく、きちんとした火葬に使うお金すらない。遺体に大きな石をくくり付けて、川に投げ込むことも多い」と説明。「浅い穴に遺体を埋めるだけで、カラスや犬に食べられないか様子を見ることさえしない人もいる」と語った。

 村にはこの数か月間、医療チームが来ていない。感染者は自宅で「薬草の調合薬」を飲んでおり、病院までたどり着いたとしても、病床や医薬品、酸素が不足している状況だという。男性は「死を待つしかない状態で取り残されている。これが、皆の目から隠されているインドだ」と訴えた。

 この数日間でガンジス(Ganges)川の岸に打ち上げられた遺体は100体を超えており、インド各地の状況が同様に悲惨であることが分かる。同じくウッタルプラデシュ州のウナオ(Unnao)県でも、ガンジス川のほとりに浅く掘られた穴に多数の犠牲者が埋葬されている。当局は14日、遺体の遺棄を止めるために、川岸を巡回する人員を派遣すると発表した。

 インドには無資格の医師が多数存在し、地方部の住民らに利用されている。東部ビハール(Bihar)州に住む40代の男性は、発熱やせき、体の痛みが1週間近く続いたため、基本的な設備すらないこうした医師の一人の元を訪れた。

 男性の親族によると、医師の元には周辺の村々から新型ウイルス感染症の症状を訴える数百人の人々が訪れていた。男性は検査設備の不足から、新型ウイルス感染症の正式な診断を受けられなかった。その後、病院に搬送され、現在重体となっている。

落雷が原因か、ゾウ18頭死ぬ インド北東部

インド当局は13日、北東部で少なくともゾウ18頭が落雷により死んだ可能性があるとして、調査を開始したと明らかにした。

 森林管理当局と地元議員のジトゥ・ゴスワミ(Jitu Goswami)氏はAFPに対し、北東部アッサム(Assam)州中部のナガオン(Nagaon)地域が暴風雨に見舞われた12日、森に雷が落ち、ゾウが死んだとみられると語った。

 アッサム州のヒマンタ・ビスワ・サルマ(Himanta Biswa Sarma)首相は、「これほど大量のゾウ」が死んだことを懸念していると発表した。

 同州の森林大臣は、「ナガオンのコティアトリ(Kothiatoli)地区で昨夜発生したゾウ18頭の死について、非常に悲しんでいる」とツイッター(Twitter)に投稿した。野生動物保護局員らと共に、14日に現地を訪れるという。

 森林管理当局者は13日、ゾウ4頭の死骸を回収したと述べた。

 野生のアジアゾウの約6割が生息するインドには、約3万頭のゾウがいる。

インドに大型サイクロン上陸 コロナ患者対応に混乱

強風を伴う大型サイクロンが17日夜、インド西部に上陸した。大規模な高潮の被害が出る恐れがあり、新型コロナウイルス感染症患者の対応にも混乱が生じている。

 インド西部では過去30年で最大規模と報じられているサイクロンは、アラビア海を通過してグジャラート州に接近。豪雨と強風に見舞われた週末には少なくとも12人が死亡した。

 インド気象局によると、サイクロンの強さは風速43〜46メートル、最大瞬間風速は約52メートル。グジャラート州の一部の沿岸地域では最大4メートルの高潮が発生する恐れがある。

 強風に見舞われ、浸水被害が出たムンバイでは17日、当局が空港を数時間閉鎖し、住民に外出しないよう勧告した。16日には野外の仮設病院3か所から、コロナ患者580人が「より安全な場所」に移された。グジャラート州では約15万人が避難し、海岸から5キロ圏内にある病院のコロナ患者全員が移送された。

 インドでは連日4000人以上のコロナ患者が死亡している。サイクロンの被害が最も大きいとみられる沿岸の12地区では、コロナ専門病院約400か所と酸素工場41か所で停電が起きないよう当局が対応を急いでいる。