天体観測や天体画像の撮影を趣味にしていると、自然と雲を見るようになります。雲は、いろいろな種類があります。私の好きな雲は、高層雲や積乱雲、飛行機雲なども好きです。飛行機雲は、ジェットエンジンの近くだけに出て直ぐに消えていくものから、いつまでも消えずに少しずつ広がって行くものまで!天体画像を撮るときは、雲の動きを見ながら、撮影することが良くあります。快晴の時は良いですが、雲が出没する夜空では、写野を横切らないか常に監視が必要になります。冬は、季節風により雲の動きが速く、時々撮影を中断することもあります。
我が家の庭から見た積乱雲
(画像中央の右側に見える薄雲のかたちが、海面上に飛び跳ねたカジキの形に見える・・・?)
ところで、広がって行く飛行機雲を見ると「流星痕」を思い出します。しし座流星群やペルセウス座流星群などでは流星の対地速度が速く時々出ますが、対地速度の遅いゆっくりした流星群では、あまり出ません。雲の話しから唐突に、話が飛んでしまいましたが、昨日の太陽は顔を出しましたが、なぜかタイミングが合わず撮影できませんでした。
雲を見ながら(飛行機雲では、ありません)、いろいろなことを思い出しながら、雲を見ていました。
下の写真は、しし座流星群の流れ星と流星痕です。流星痕の変化に注目です。写っている流れ星は別物ですが、流星痕は同じもので、時間と共に形が変わっていきます。痕の高さは、高い方が約100kmで、低い所が概ね80kmくらいです。痕を連続的に撮影すると、超高層の大気の流れがわかります。