今年も春の訪れを告げる
板荷のアンバ様の季節がやってきました。
アンバ様は、毎年3月の第1土・日曜日に
アンバ様の鎮座した神輿が板荷地域全戸を回り、
悪魔よけ、家内安全を祈願する行事です。
神殿形式の神輿は大杉神社として、
板荷の日枝(ひえ)神社境内に安置してあります。
神輿の由緒書や座布団などに書かれているものによると、
安政年間(1854年~1859年)か
それ以前から今日まで、150年以上もの間受け継がれてきたことがわかります。
アンバ様は、常陸国河内郡桜川村阿波(あば)にまつられた大杉神社の祭神、
大物主神(おおものぬしのかみ)の分霊を、
江戸時代にお迎えしまつったものです。
「阿波(あば)」から「アンバ様」へと誰とはなしに呼びあがめられ、
身近な神となりました。
アンバ様信仰は、板荷の人々に今なお深く浸透しています。
そして旧来の形態を損なうことなく、
板荷全域で行われる貴重な伝統行事です。
ぜひ、2日、3日は板荷の、春の訪れを告げる親善大使、
アンバ様にお越しください。。
2009年の様子⇒アンバ様
2010年の様子⇒アンバ様大杉神社大明神 悪魔祓って ヨイのヨイのヨイ 2010
と き 3月2日(土)・3日(日)
ところ 板荷全域(神輿の大杉神社出発は午前8時頃です)
問合せ 鹿沼市観光物産協会 ☎ 0289-60-2507
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