迷子

【昼寝中】

きょうは、クッキーと歩いてホームセンターまで行って来た。
一人ではとても歩く気にならない距離。
出かける前に地図を見る。
「バス通りを歩けば間違いない。だけど小道を行けば近いかな？」と家る。

予定どおり、神社横の道を歩き、途中で小道に入った。
土地勘があるから、適当に歩く。
階段を上って、下って、坂道を上って、また下る。
すると、山を切り開いた、区画整理されていない住宅地に迷い込んだ。

「クッキー、道が分かんなくなっちやったよ！」と私、
「なんとかなるよ！」と言いたげに、クッキーは私を見る。

そう、迷子！　戻る道も分からなくなってしまった。
「あー、地図を持ってくるべきだった。」と、しばし立ち止まっていると、
1台の自転車が道幅１.5ｍ位の狭い道に消えて行くのが目に入った。
一か八かでその後を追うと、今までとは打って変わって閑静な住宅地に出た。

かわいいピンクのコートを着たプードルを連れた、年配の女性に道を聞く。

教わったとおりに歩くと、車でよく通る道に出た。
この道を戻ればホームセンターの前に出られる。
いつの間にかホームセンターのずーと先まで来てしまっていた。

そして、ホームセンターに立ち寄り、家に帰ってきた。

道に迷っても怒る人はいないし、時間を気にしないでゆっくり買物も出来たし、
ちょっぴり冒険も出来て、楽しかった。
６・７キロ？もっと歩いたかな～？

（たっぷり散歩できてボクも楽しかったよ！
母さんが、すごい方向音痴だと言うことも分かったよ！　byクッキー）