クッキーのブログ

我家のマスコット犬周辺のできごとを徒然なるままに

伊勢参り その3 (安乗・志摩)

2007年06月20日 | Weblog
【英虞湾】

宿の目の前には海が広がり、夜には部屋からいくつもの漁火が望めた。

翌朝、映画「喜びも悲しみも幾年月」の一舞台ともなった安乗埼灯台まで散歩。
ゆっくり歩いても15分程の距離だ。
途中、海女さん達がすでにひと働きし、戻って来たところだろうか、
小屋で焚き火を前に雑談している。

灯台からは、的矢湾が見渡せる。
人工的に手を加えていない、その自然の景観は実に美しい!
夏は海水浴ができる様だが、観光地ではないのがもったいないくらいだ。


朝食後、宿の車で賢島駅まで送ってもらう。
宿の方が
「観光船に乗るなら鳥羽より、志摩の方がお薦めですよ。
ここの真珠は決して安くはありません。
高級品をお求めなら、行きつけの宝飾店で購入した方が良いかもしれません。」
と、教えてくれた。

小型観光船に乗り、英虞湾巡りをすることに。
船は夫婦2組で貸し切り状態だ。

島と島との間を縫うようにして船は進む。
英虞湾には真珠養殖の筏が浮かべてあって、作業をする人の姿も見える。
思っていた以上に筏の数が多い。

御木本幸吉さんのミキモト真珠の本工場、英虞湾独特のリアス式海岸、
複雑に褶曲して剥き出しになった地層も味わい深い。

英虞湾の自然の防波堤となっている前島半島の先端(御座)が見えたところで、
船は引き返した。約50分、風に吹かれながらの海上散策は心地よかった。

そして、真珠専門店で娘に真珠のピアスを買った。
小ぶりだがピンク系の艶のある綺麗な本真珠。ちょっと高かったけど、
家に帰って私の真珠と比べても引けをとらない美しさで満足した。

帰路は、時間はかかるが、鳥羽からフェリーで伊良湖岬へ向かう。
そこからバスで豊橋を経由し、新幹線で帰ることに。

フェリーから海に浮かぶ島々を眺めながら、50分余りで伊良湖港へ到着。
今回の旅ももうおしまい。


当初は名古屋に戻る予定だったのが、急遽変更で、
味噌カツ弁当と柿の葉寿司を買って帰れなかったのは、残念!

名古屋名物『味噌カツ』と『ひつまむし』は初日に食べて正解!! だった。
それに宿の予約時は50~70%の降水確率だったけど、晴れ男のお父さんの
念力?で雨は全く降らず、伊勢・志摩も歓迎してくれた様だ。

今度は旅行に、はまるかもしれない。
コメント
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