クッキーのブログ

我家のマスコット犬周辺のできごとを徒然なるままに

働きアリ・怠けるアリ

2007年08月28日 | Weblog
【セッコク】

昨夜は十四夜、まん丸お月様がきれいだった。
(今夜は皆既月食が見られるそうだが、天気はどうだろう?)
こおろぎの声もにぎやかになってきたし、
ヒグラシの鳴く音も耳にするようになった。
秋はもうそこまで来ているね。


例の足長バチは相変わらずやってくる。 
私が水をまくとすぐさま、やってくる。
「よく働くな~」と、見ていて、
数年前に話題になった『働きアリ・怠けるアリ』のことを思い出した。


アリの行動を研究している北海道大学の長谷川英祐先生によると、

アリのある瞬間を切り取ると、
働いているアリは全体の3割位で、7割位は働いていない。
だけど、いつも働かないアリもいて、そのアリは全体の1~2割もいる。
その働かないアリは何をしているかというと、  
何もしないでじっ~としていたり、ただブラブラしているそうだ。  

アリは物を考える力はないはずだから、だれかが命令しているわけではなく、
みんな好きなことをやっていて、みんなバラバラに動いているから、
巣全体としてはうまくいっているらしい。

働かないアリも働けないわけではなく、
働くアリがいなくなれば、その次に働くのが好きなアリが働くそうだ。  

私たちが目にするのは巣から出てきてエサを探していたりするから、
いつも働いているように見えるだけなのだ。
先生は言っている。
「実は人間よりずっと怠け者なのかもしれない。」


『アリとキリギリス』のキリギリスさんは、汚名返上してもいいかもね。

ちなみに、ミツバチも一生ほとんど働かないのがいるそうだ。
コメント (2)
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